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２０００年１２月、２０世紀末ギリギリにオープンした、日本最大級のスーパー銭湯。 噂では休日は大繁盛だということなので、土曜日の午前１０時くらいにビビリながら行ってみると、その広い駐車場がすでに８割くらいは埋まっていた。すんなりと中には入れたが、この時間でこれかい、というくらいの客の入り。うーん、さすが噂どうりだ。なんといっても、安いもんね。６００円。しかも浴室へは何回でも入れるし、休憩所も広いし、食事もできるし。こりゃ、一日いられるわ。へたな健康ランド以上じゃないですか、これは。 さてさて浴室内だが、説明するのがたいへんなくらい、あれこれと設備が充実。浴室は、屋内と露天のスペースに分かれているが、屋内のほうには、人工炭酸泉の檜風呂、超音波気泡系の各種浴槽、塩サウナ、中がミニスタジアム風になっているスタジアムサウナ、ミニ打たせやミニジェットのついてる冷水風呂、流れるお湯に腰をかける湯腰掛など、小技を効かした浴槽がずらり。こちらだけでも、十分楽しめるが、さらに良いのが露天風呂。 露天スペースのお湯は、人工のアルカリ性単純温泉で、肌はややすべすべに。「楽天温泉」と名付けられており、その名にふさわしい楽天スペース。和風の庭園風のスペースに、２つの浴槽、その隣には、寝風呂が３連。そして、滝風呂や打たせ湯、ついでに、ゴロンと横になれるような床まである。さらに、１人が入れるくらいの円形の壺の壺湯が２つ、なんやこれはの、洞窟風呂。そして最後に麦飯石サウナ、という他じゃなかなかお目にかかれないような珍しいものまで揃っている。 いや、ほんま、とにかくこれはなかなか素晴らしい。っていうか、これで６００円は素晴らしい。湯上り後の休憩所も開放感溢れているし、何とも言えないいい気分だ。こりゃええわ、大いに気に入りました。また来ます、何度でも。 |