| 【住所】 | 大阪府豊能郡能勢町下田尻８０１ |
| 【営業時間】 | １０：００〜１９：００（４月〜１０月） １０：００〜１７：００（１１月〜３月） |
| 【定休日】 | 毎週月曜日 |
| 【入浴料】 | 大人〜小人￥５００ |
| 【泉質】 | 硫黄泉 |
| 【効能】 | 神経痛、腰痛、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、疲労回復 |
| 【設備】 | 内湯、水風呂（源泉らしい） |
| 【アクセス】 | 大阪府道１０６号線沿い |
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能勢の山間部を一庫ダム方面に行き、川沿いを左手に見ながら進むと川の対岸に大きな温泉マークのある建物が見える。それが山空海温泉。この一風変わった名前の温泉、名前から受ける印象そのままに、敷地といい、浴場といい、独特の雰囲気をかもしだしている。
敷地は田舎の一軒家の庭のようで、庭先に券売機が無造作に置かれている。僕が行ったときは無人のようで、入浴代も駐車場代も休憩所の使用料も自己申告。買った券を備え付けの竹筒の中に入れるだけ。また犬が２匹飼われていて、券を飼っている横でやたらと吠えてくる。あかんのかいな、入ったら。 庭の奥に例の温泉マークの書かれた建物があって、これが浴場。２、３人が着替えたらいっぱいの脱衣所で、何人か同時に入ると一苦労。浴場内は、外の窓側に向いて長細い浴槽があり、普通の熱さの湯とぬるめの湯と２つに区切られている。それぞれの湯に入浴客が一列になって窓の方を向いて入っているという構図で、なかなか奇妙な雰囲気だ。湯自体は、少々白っぽく、温泉特有の硫黄臭がするが肌あたりの印象は特になく、味はしない。 結構混んでいて（といっても１０人も入れない。）、ぬるい方しか入れなかったが、気持ちよくてずーっと入っていられそう。 どうやら湯治目的で作られた温泉らしく、休憩所も借りられ、自炊もできるよう。大阪近辺にこういう温泉があるとは恐れ入りました。外から見える大きな温泉マークだけでも一見の価値あり、ですよ。 |