【住所】 | 栃木県那須郡那須町湯本151 |
【営業時間】 | 8:30〜16:00 |
【定休日】 | 年中無休 |
【入浴料】 | 大人 ¥700 |
【泉質】 | 単純温泉、弱食塩泉、鉄泉 |
【設備】 | 内湯、露天風呂、温泉プール |
【最寄り駅】 | JR東北本線黒磯駅からバス |
古くは那須七湯、現在では那須十一湯といわれるらしい、栃木県は那須温泉郷。JRの黒磯駅からバスでたったかたったか、けっこうな距離を走らなければならない。その那須温泉郷の1つ、北温泉。バスでは大丸温泉バス停で乗り継ぎ、北湯入り口バス停で降車。そこから山中をずんずんと一本道、ようやく駐車場にたどり着いたと思ったら、そこからさらに400メートルほどを谷底へ・・・あかん、絶対明日は足が筋肉痛だ。 さて、苦労しながらたどり着いたは一軒宿の「北温泉旅館」。江戸時代に建てられた名湯と名高い温泉旅館だ。なんせ映画「テルマエロマエ」のロケ地として使われたという。玄関へ向かう途中、左手に広い温泉プールが目に入る。玄関を入ると、その鄙び度具合がいい感じ。向かって右手にフロント、浴槽の場所を確認。3箇所のお風呂を入ることができる。 その3箇所の浴室、まずは大きな天狗の面が2つ、壁にどどーんと掛けられた内風呂。なんと混浴らしい。簡素な脱衣所が2つ、男側と女側に分けられている。僕の訪問時は女性は居なかったが、こじんまりとしていることもあり、こりゃ気まずいわ。そして露天風呂、こちらは外の景色が見渡せる、開放感抜群。そして先ほど外から見えた広大な温泉プール。側に男女別浴室もあり。 お湯はやや褐色?に見える熱めの湯、茶色い湯の華が舞う。硫黄臭がし、つるっとした浴感。そんなお湯がジャンジャカジャンジャカ掛け流し。それぞれの浴室のロケーションともあいまって、素晴らしいとしかいいようがない。とっとことっとこ、山道をヒーヒー言いながら歩いてきたが、その甲斐があったというものだ。素晴らしき嗚呼、北温泉。いつの日か、また。 |