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さーてさてさて、甲府市内の温泉銭湯巡り、お次はちょっと足を延ばして甲府の市外へ。このフットワークの軽さがレンタサイクル利用のいいところ。国道から国母通り、JRの国母駅前へと。その名も、「国母駅前温泉健康ハウス」。健康ハウス、というのだから、健康ランドのようなところか。規模からだとプチ健康ランド。３時間料金があるのがうれしい。場所も駅前というのが、電車利用だと便利すぎる。 さて、少々鄙びた風情が感じられるのが、個人的には○。フロントにて料金を払うと脱衣ロッカーの鍵を渡される。脱衣場は縦型のスチールロッカーがずらりと並ぶ、ごくごくシンプルなもの。プールのロッカールームのよう。当然ながら、先ほど渡された鍵の番号の脱衣ロッカーを使用する。 浴室、横長の室内。入るとすぐに掛け湯と掛け水があるが、これがザザザーっとオーバーフロー状態。いきなり掛け湯も茶褐色の色付きだ。奥壁側に浴槽がどでーんと３つ。ブクブク気泡湯などもあるが、その３つとも、座ザザザーと見事あオーバーフロー。各浴槽から掛け流されたお湯が、排水溝に向かって集まる光景はインパクト大、素晴らしい。別室となったランド風呂もあるが、こちらもお湯がザーザーザー。そして水風呂、こちらもまたザーザーザー。いやあ、掛け湯も含めて、すべての浴槽がザーザーザー。あかん、素晴らしすぎる。 そのお湯、掛け湯と同じく茶褐色で無味無臭、まろやかでつるすべの浴感。浸かっていると、肌がすべすべになる。このお湯がザザザーっと源泉掛け流しだ。いや、まったくもって素晴らしい、としか言いようがない。 施設内には畳の休憩所があり、湯上り後は食事をしたり、ごろーんと横になったりできる。僕はもちろんビール、瓶ビールをいただいた。あかん、まったりしすぎ、帰るのやだーっと、体がやたらと重くなったが、いかんいかん、まだ行かなあかんところがある。気力を振り絞って後にした。 |