 |
飯坂温泉、共同浴場９湯巡り、７湯め。切湯という、ちょっと変わった屋号。飯坂温泉駅から十網橋を渡ってすぐを北、旅館が並ぶ通りの手前に看板、川沿いに階段があり降りていく。最初、場所がわからなくて、うーろうろ。気づいたのが、この階段。その階段の途中に受付けがあり、入浴券を券売機で購入、その受付けの箱の中に入れる。 で、どこに風呂あるの？と、受付けの方に聞くと、正面の階段を降りきったところだと。その降り切った正面、どっかの家の軒下のようなところ、入っていくと、ありました男女の「ゆ」の暖簾。いやあ、こりゃけっこうおもろいロケーションちゃいますか。秘湯度高いかも。 暖簾をくぐると下足棚、そして脱衣所。スノコが敷かれたこじんまりとした脱衣所だ。やはり脱衣棚が基本だが、鍵付きの脱衣ロッカーもあり、安心安心。そして、木のベンチが１つ置かれている。 浴室もこじんまり。間仕切り側に浴槽が１つ。その浴槽の上には竹が渡してあり、そこからお湯がちょろちょろと浴槽に注がれている。残ったお湯（こちらの方が多い）は、反対壁側に向かって、どばどばどば。お湯は意外にも入りやすい湯温で、じっくり浸かることができた。無色透明無味無臭、さらっとしたお湯。 窓の外はというと、川と対岸の風景だ。思わず行きかう人に手を振りたくなる。そういう開放感も感じられる、飯坂温泉街ぼ秘湯。けっこう気に入りました、ロケーションが。 |