天翔の湯 大門

【住所】 京都府京都市右京区西京極大門町18
【営業時間】 14:00〜翌1:00 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、気泡風呂、電気風呂、エステバス、サウナ、水風呂、露天風呂
【最寄り駅】 JR京都線西大路駅から徒歩10分



 JRの西大路駅から北西、西小路通と七条通が交差する七条西小路交差点から七条通を東へすぐ北側。町屋造りの建物だが、1階部分はきれいに改装され、今風銭湯仕様。暖簾をくぐるとすぐ正面にフロントがあり、右手にはきれいなロビーが。ロビーには長イスとテーブルが並べられ、奥には大きな液晶テレビ。自販機が3つ、飲料類と乳飲料類、そして缶ビール。湯上り後、ゆったりとくつろげる。

 さてこの銭湯、京都市内唯一という天然温泉を擁する銭湯。以前は大門湯という屋号だったそうだが、天然温泉を掘り当てられてから、現在の屋号に。貼られた京都新聞で紹介された記事を読むと、塩分濃度の濃い本格的な食塩泉の様子。これはいやがうえにも期待が高まる。

 さてフロント横の暖簾をくぐり脱衣所へ。明るくきれいな雰囲気。京都名物、脱衣用の黄色プラカゴが積まれている。中央に長イス、マッサージ機、そしてデジタル体重計などが目に入る。

 浴室内は2層に別れている。手前が一般浴槽と洗い場、そして奥が天然温泉のスペースとなっている。まず手前、各種浴槽がワンユニットで上手くまとまって構成。深と浅の主浴槽に電気風呂、エステバスなどが組み合わさる。奥にはサウナ、その向い側に横長の水風呂。一般銭湯として、多彩な設備で充実している。

 しかしこの奥の天然温泉コーナーに入らずにはおられるまい。まず屋内に浴槽が1つ。こちらは薄い黄褐色の色付き、ぴりっとした塩分を感じる。そしてその横手から露天へと。ゆったりとした広さの露天の奥に、岩風呂風の浴槽が1つ。こちらは屋内浴槽よりも濃い黄褐色の湯。食塩濃度も濃い。飲泉もできるようになっていて、口に含むと塩辛さを感じる。源泉の温度は35.5℃とぬるい。肌がひきしまり、保温効果が高い。

 さて湯上り後、ロビーにて缶ビールをグビグビグビ。たっぷり露天の湯に浸かったからか、なかなか汗がひかない。なかなかしっかりとした食塩泉で、大満足。京都市内には他に温泉銭湯は無く、貴重だと思う。しかも今回、これまた温泉博士の無料手形で入浴。遠慮がちに入った僕に、明るく応対してくださった女将さんの接客態度も気持ちよく、好感度大。良いです、良い銭湯でした。

 

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