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阪急茨木駅の東側を北東へ、古い通りをくねくねと入っていくと、まわりの風景にすっかり溶け込んでいるごとく銭湯が。それが「豊船温泉」。その屋号から、なんとなく漁港の港町を思い出ししてしまうような、ちょっと不思議な気分。 のれんをくぐると、「玄米一俵価格年代表」というのが、大きな額に入って飾られている。思わず見入ってしまうのだが、いやいやここで止まってどないする。とりあえず中へ入らなければ。 浴室へ入ると、目に入るのが、大きなタイル絵。おお、富士山じゃないですか。富士山、手前に湖、帆掛舟が３艘と。タイル絵ではあるが、大阪ではそのままズバリ富士山ってのは、ちょっと珍しいか。 浴槽の種類としては、主浴槽として、深、浅、超音波気泡風呂。超音波気泡風呂は、ジェットが３連だが、そのうちの１つには、肩たたき風の打たせ湯ノズルがついている。この肩たたき、横のつまみを回すとお湯が出てくるというタイプだが、これが普通のシャワーとかのつまみで、湯量を調節できるってのがミソ。もっとも、あまり強力度は期待できない。 そして、浴室奥にはスチームサウナ、浴室入り口すぐのところには水風呂、となっている。 ※ 残念ながら、廃業されました。 データは廃業前のものです。御注意ください。 |