ままねの湯
      
【住所】 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上616
【営業時間】 8:00〜21:00   
【定休日】 毎月10、20、30日
【入浴料】 大人 ¥200 
【泉質】 ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉
【効能】 神経痛、筋肉痛、関節痛、満船胃腸病、疲労回復、他
【設備】 内湯
【最寄り駅】 JR東海道本線湯河原駅からバス
    

 
 神奈川県の西、古くからの名湯と言われている湯河原温泉。万葉集に詠まれている古湯らしく、狸が発見した湯という伝説もあり。その湯河原温泉、温泉街はJRの湯河原駅からは少し離れており、駅前の通りを西へずんずん、千歳川沿いに山を上っていくと温泉旅館が現れる。温泉街の名前はずばり、「温泉場」だ。

 その湯河原温泉の温泉場に、共同浴場。温泉場中央バス停の横手の辻正面、電信柱に案内の看板。少々わかりづらいが、看板の指し示す通り細い路地を入ってくねっと回り込むと、ありました「ままねの湯」。その看板がしぶいなぁ、素朴すぎて。入口入るとすぐに下足棚があり、靴をぬぐ。そしてカラフルなタイルが貼られた床の階段を地下へと降りる。

 これまた素朴な入口にカーテンが架けられた「男湯」「女湯」。中へ入るとこじんまりとした脱衣所。ロッカーは無く、脱衣棚のみ。ロッカーが無いのが不安ではあったが、浴室との扉が開けられていて(たまたま?)、浴室から脱衣所の様子が見えて安心。その浴室、こちらも素朴としか表現のしようがないようなもの。中央に縦長浴槽が1つ。浴室の奥壁横に岩がくまれ、お湯がちょろちょろ。カエルの親子のオブジェ付き。

 そしてそのお湯、これがもう、熱いのなんのって!入っていられませんや、これ。東京銭湯で多少は熱湯修行をしているとはいえ、これはなかなか。足からゆっくり、すぐに真っ赤。まさに修行。んなもんで、浴感を語る資格なしですね。湯治場のようで、洗い場の蛇口から出てくるお湯は飲泉も可能なよう。もっと鍛えてから来るべきか。恐るべし、湯河原温泉ままねの湯。
  

 

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