【住所】 | 東京都足立区島根2−19−7 |
【営業時間】 | 15:45〜22:00 |
【定休日】 | 毎週木曜日 |
【入浴料】 | 大人¥460 中人¥180 小人¥80 |
【設備】 | 浅気泡風呂、薬風呂 |
【最寄り駅】 | 東武伊勢崎線西新井駅から徒歩12分 |
東武伊勢崎線西新井駅から環七通りを東、800メートルほど行った島根交差点北。そこからさらに400メートルほど先、通りの東側。建物と建物、その間に引っ込んだその奥、どどーんと大きな銭湯。千鳥破風に唐破風の2段重ね、縁は金色、懸魚もある。路地奥な為、正面全景が見えないのが残念だ。石畳のその奥、正面玄関に短い「ゆ」の暖簾。くぐると傘立ての前に鉢植えの紫陽花がとても綺麗。 引き戸を開けて中へ。お、久しぶりの番台式。しかし今風番台で、入口側に真っ直ぐに向いたスタイル。脱衣所は、こりゃもうたまりませんわん、という昔ながらの雰囲気ぷんぷん。天井は折り上げの格天井、蛍光灯が鎖でぶら下がる。床はフローリングだ。番台横手はガラス戸で、その向こう側には内庭。きれいに整えられた内庭で、縁側にはテーブルと椅子の喫煙スペース。外壁側に脱衣ロッカー、中央に縦長タイプの島ロッカー。浴室入口前にはアナログ体重計。その間仕切り壁上には大きな黒い柱時計。間仕切り壁側にはソファとテーブルの、ささやかながらのくつろぎスペース。 さて、それでは浴室へと入る。広い空間、高い天井。2段式で水色に塗られた東京伝統スタイル。奥壁、水色に塗られたその下側、なんと一面に岩が配され、葉々が絡められている。石灯篭などもある、ある意味壁絵よりもインパクトのある、3D銭湯アート。間仕切り壁側には、アルプスの山々が描かれたモザイクタイル絵。洗い場のカラン、両壁側6つづつ、間の島カラン両側も6つづつのシャワー無しのカラン数だ。浴槽は奥壁側に2槽並ぶ。横長の浅、その半分はブクブクの気泡湯。その隣、草津温泉の薬風呂。これ、本格的な草津風、白濁したお湯に硫黄の臭いがプンプン。なんちゅうか、こりゃいいですわ、めっちゃいい。思ったよりも本格派。 いや、なんかすごいんじゃないですか、大和湯さん。昔ながらのレトロ銭湯、脱衣所の内庭、壁絵はないけど壁アートはあり、そして草津の疑似温泉。こりゃ言うことないですな、お薦めします。行くべし!と。 |