大和湯

【住所】 大阪市住吉区遠里小野6−1−33
【営業時間】 15:00〜24:00   
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥360  中人¥130  小人¥60  洗髪¥10 
【設備】 深、浅、電気風呂
【最寄り駅】 南海高野線我孫子前駅から徒歩5分



 南海の我孫子前駅の西側を南へ、そこそこ広い通りに面して、何気に佇む銭湯。その素朴な昔ながらの外観が、なんともいえず素敵。天井が低いので、妙に暖簾が大きく感じるのが御愛敬。

 暖簾をくぐると、下足場正面にタイル4枚の山湖風景。その上、ちょうど番台の背中にあたる部分が下足場側に格子状に張り出していて、その中からマネキ猫が手招きしている。

 脱衣場、落ち着いた雰囲気で、昭和の残り香のする雰囲気。ここはどこ?私はだれ?と、思わず自己確認をしたくなるような。好きな人にはたまらないような雰囲気満載。

 さて浴室。こちらも、おおっと、と声をあげそうになる特ネタいっぱい。
 まず石畳の床がいい感じ。浴室入り口すぐのところに、かかり水と上がり湯。丸い穴の開いた蓋が置かれた浴槽の中には熱い湯が。

 そして、深。この深の中央には、おおっ、久々に発見、4本ジェットのヘルスバー(「東海道銭湯紀行」すこう氏による)。浴室中央に底から立てられた棒のようなものから、四方へそれぞれ超音波のジェットが噴出されているという、けっこう珍しいアイテム。あまり他では見かけないので、得したような気分になるのが不思議。
 深の隣にはミニミニの浅。その壁側には、西洋風の庭園がデザインされたモザイクタイル絵。

 浴室奥には、ちょっと奥ばったような形でアーチ状になっており、その中に円形の浴槽が。電気板が2枚張られている電気風呂仕様。その壁周辺には、魚が泳ぐモザイクタイル絵。ちょっとしたミュージアム風(?)、ハイカラな模様。

 と、懐古系銭湯ながら、あれこれポイント多く、興味深い。ついでながら、脱衣場の机の上には、「週間釣りニュース」。なになに、大型ガシラ43cm?ありゃ、こりゃ行かんとあきませんわ、それでは次の休日に・・・とか考えながら、帰路についた。

 

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