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ＪＲの大阪環状線、寺田町駅から少々南へ行った住宅地の中にある銭湯。 のれんのかかった入り口の横側に、「西峯式水風呂健康法本部」と書かれた表札が。本部？とはまた大袈裟な、と思いながらのれんをくぐると、正面には「水風呂の効用」と書かれた紙が額に入れて飾ってあった。うん？と思い脱衣場へ入ると、こちらにも水風呂のうんちくの書かれた紙が貼ってある。水風呂って水風呂でしょ？と考えながら浴室へ入ると、こりゃびっくり。 浴室奥の水風呂の浴槽のまわり、壁といい床のタイルといい、温泉のようにサビサビに茶けて色が変わっている。ここの水風呂は地下水とのことで、しかも循環させずに直放流しているとのこと。確かにやや白く濁りがある。なるほど、どうりで水風呂を強調しているわけ。うん、これはなんだか得した気分。 もちろん、他の浴槽も揃っており、深、浅、電気風呂、超音波気泡風呂ジェット２連寝風呂、ジェット２連座り風呂。しかも超音波気泡風呂は、薬風呂だ。 そしてサウナ、どうも無料のよう。サウナでさっぱり汗をかき、地下水の水風呂でクールダウン。うーん、まさに健康法。 ところで、水風呂の後ろの壁には、アルプスのタイル絵。しかし地下水成分で、やはり茶けている。これまた、強力！ |