若の湯

【住所】 京都府舞鶴市字本58
【営業時間】 16:00〜21:30 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅
【最寄り駅】 JR舞鶴線舞鶴駅から徒歩10分



 京都は北の港町、舞鶴。市街地は東西に分かれており、西地区は、かつて城下町として栄えたところ。田辺城は、城壁の一部が残っているだけだが、中は公園として整備、一般開放されており、散策にちょうどいい。お城の資料館も無料で、ざくっとした歴史がわかる。

 さて、その舞鶴西地区の銭湯。舞鶴西の駅前から北へと延びる商店街をずんずんずん、、頭上のアーケードが途切れた少し先、右側。洋風外観のどっしりとした佇まい。柿色のテントに屋号。正面、三角屋根の下側にも屋号の「若の湯」。

 暖簾をくぐり、中の引き戸を開けると、番台があり、タタキに下足箱、目の前は脱衣所という、昔ながらのスタイル。下足箱はスチール製、その下側には下足棚。段を上がって脱衣所へ。正面の木製ロッカー、漢数字がポップな感じで並んでいる。隣にはスチール製のアングル棚。床には、家庭用の樹脂筵(呼称がわかりません)。隅には、アナログ体重計。

 さて浴室へ・・・というところなのだが、この浴室の配置が変わっている。なんと、脱衣所に対して、左側に設置されている(男湯の場合)。つまり、脱衣所を挟んで、男女それぞれの浴室が両端にあるという次第。この構造の銭湯とは、初めて出会った。かなり珍しいのではないだろうか。その為、建物全体が、奥行きは短く、横に長い。

 その浴室へ。こじんまりとした浴室。浴槽はシンプルに深と浅、深内には超音波のジェットが1つ。天井には、細い間口の湯気抜きが中央に。カランの洗い場、シャワーの出は良好。壁に掲げられた、「洗浄の心得」という薀蓄が、なかなか身に染みて感じられる。湯船に浸かる方は、必ず目を通しましょう。

 さてこの舞鶴西地区には、もう1軒、海沿いの集落に「日の出湯」という銭湯がある。若の湯の前をさらに北、そちらにも行ったのだが、本日は定休日だった。残念至極、めちゃくちゃ残念。また来る機会があるのかどうか・・・周辺をぶらぶらしながら、帰路についた。

 

銭湯TOP     舞鶴市






















inserted by FC2 system