【住所】 | 兵庫県尼崎市大物町2-8-28 |
【営業時間】 | 15:00〜23:30 |
【定休日】 | 毎週火曜日 |
【入浴料】 | 大人¥380 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅、電気風呂、超音波気泡風呂 |
【最寄り駅】 | 阪神本線大物駅から徒歩3分 |
阪神の大物駅から南、大物主神社の西側通りを少し入ったところにある銭湯。「大物主神社」、その名のとおり祭神は大物主神。つまり大神神社の大物主、出雲神話の大国主神の分魂。ひゃーこんなところにと、ここしばらく記紀の神話にはまっているMichikenでした。 それはともかくとして、若宮温泉。横長建物、青レンガ風の壁に、飲料類の自販機を両脇に従えた正面玄関。暖簾の上には、ガラス戸に「ミネラル湯浴泉」の文字。壁には、その由来や説明書きのパネルが掲げられている。暖簾をくぐると、こじんまりとした下足場。正面真ん中に扉を開けて収納する型の傘立てがずでーんと置かれている。そして引き戸を開けると、少々背の高い番台があり、脱衣所がある。 脱衣所へと。番台上には神棚が祭られ、天井からは2枚羽根天井型扇風機がぶら下がっているという、ちょっとうれしいスタイル。脱衣ロッカーの模様が、灰色系と緑色系の色合いに、ウルトラQ的ぐにゃっとしたような模様入り。下足箱も同じ仕様だ。脱衣所中央には島ロッカー、そして長テーブルに長椅子、マッサージ機が2機、丸椅子がいくつか、身長計に体重計、仕切り壁の上側には熱帯魚のイラスト入り、奥にはテレビ。浴室入り口横手に、貴重品ロッカーとして、レアな緑色をした小さなロッカーが並ぶ。そして浴室入り口には、「ミネラル湯浴泉」の文字。 浴室へと。落ち着いた雰囲気の、コンパクトな浴槽。中央から奥、仕切り壁に隣接する形で、各種浴槽。横長の深、奥に電気風呂、仕切り壁側に浅、手摺りを挟んで超音波気泡ジェットが2連のペタンの座り込むタイプ。天井を見上げると、中央にやや小さめの湯気抜き。仕切り壁側と浴室扉横手にいくつかと、反対壁側にずらりと洗い場のカラン。そしてシャワー。仕切り壁には、「いい湯だな ここは若宮 ミネラル温泉」の文字。周囲を「イオン」「トロン」「ラドン」の文字が取り囲む。なんともいい味出しているミネラル湯浴泉。なんともほがらか。 それともう1つ、脱衣所の脱衣ロッカーの上に、どどどーんと飾られている、ヒラアジ135cmの魚拓!うぉーでかいな、これはでかい。いいないいなうらやましいな。小物ばかりで人生を終わりそうなこの私、一度はこんな釣りをしてみたい。なんとも焦燥感に駆られるような銭湯でした。 |