若葉湯
 
【住所】 東京都新宿区若葉2−11
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎月第2金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 深薬風呂、浅薬超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR中央線四ツ谷駅から徒歩約10分
 


 四ツ谷、と聞くと僕がすぐに想起するのが鶴屋南北、四谷怪談だ。小学生の頃に本で見た四谷怪談が怖くて怖くて、その後に見た映画の「東海道四谷怪談」とか「怪談お岩の亡霊」とか、怖いながらもはまりました。この四ツ谷の一画にお寺が集まった寺町があり、その中に田宮伊右衛門の田宮神社、お岩様のお岩稲荷がある。実際は夫婦仲は良くて、怪談話はフィックションとのことなのですが、何はともあれ参らせていただきました。

 さて、その田宮神社から南側すぐの通りを東へえっちらおっちら。途中、なんじゃこりゃ的な坂道を下ったところ、ありました銭湯、若葉湯だ。細い通りに正面玄関、左右に飲料類の自販機。横手の奥を見ると、燃料用だと思われるが薪どーんと積まれている。正面玄関奥の上側、よく見るとこちらを向いている店主がいる。番台が逆向きで外側に向けてガラスになっているという変わり種構造。暖簾をくぐると下足場、引き戸を開けて番台へ、入浴料を払うと引き換えに脱衣ロッカーの鍵を手渡される。

 そして脱衣所。広めの室内はシンプルに整えられていて開放感があり。天井は屋根のように中央に向かって盛り上がり、床はフローリングだ。外壁側に脱衣ロッカー、先のロッカーキーの番号を利用。中央に低いテーブルと木のベンチ、丸椅子がいくつか。番台後ろ側上には使われていないブラウン管テレビ。浴室入口前にはロードランナー。アナログ体重計は2つある。

 浴室へ。おっと、まず目に入るのが、正面奥壁のモザイクタイル絵だ。中世ヨーロッパの兵士の絵柄というユニークなもの。これ面白いな、楽しい絵だ。その銭湯アートを背景に、浴槽が並んで2つ。深と浅、深は底からぼこっぼこっと泡、浅は超音波気泡ジェット3連付きだ。そして両方とも薬風呂というおまけ付きだ。

 洗い場のカランは、両壁側と間の島カラン両側という定番スタイル。両壁側6つづつ、島カラン両側5つづつというカラン数。両壁側は1つづつ手付きホース仕様がある。天井を見上げると2段式の高いタイプ、水色には塗られていない。脱衣所同様、なかなか開放感。気持ちいいことこのうえない。

 

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