【住所】 | 京都府京都市下京区中堂寺前田町13 |
【営業時間】 | 15:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週土曜日 |
【入浴料】 | 大人¥410 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅、超音波気泡風呂、薬風呂、電気風呂、サウナ、水風呂 |
【最寄り駅】 | 京阪本線清水五条駅から徒歩4分 |
河原町方面から高瀬川沿いをぶーらぶらと南へ下る。五条通を越えて路地に入ると、かつての花町・五条楽園のお茶屋が並ぶ界隈。その南の端あたり、高瀬川に小さな橋の架かった四つ角に銭湯が。白壁のこじんまりとした玄関口に男女2枚の暖簾が揺れている。 2階は木枠格子が張り出だした町屋風。そしてなんと、四つ角に面した側の横壁に大きく縦に「サウナの梅湯」の電飾ロゴ。僕の行ったまだ日の高い時間帯でもけっこう目立つが、これが夜になると光るのだろうか?これはすごいインパクトだ。 暖簾をくぐると下足場。段差が高いが、スノコで解決。正面扉が重厚な木枠中硝子の引き戸、男女を示す木札がかかる。中へ入ると番台だが、脱衣所との間を障子風の衝立で区切り、まったく見えないようにしている。なかなか、ちょっとした工夫だ。 その脱衣所。すっきりとした空間で、喫煙コーナーが隅に区切られている。天井がステンドグラス風という変り種。ぐるんぐるんと天井型扇風機が回っている。間仕切壁上には大きな白招き猫がどかっと鎮座。マッサージ機、アナログ体重計、冷蔵庫、丸椅子などが目に入る。 それでは浴室へと。こちらはきれいで明るい雰囲気、設備もいろいろと整っている。間仕切壁側に各種浴槽ずらり、反対側に洗い場。天井は白く、中央に湯気抜きが。間仕切壁側の各種浴槽、まずは手前から、超音波気泡ジェット2連の浅、主浴槽の深、縦長L字型の変わった形の薬風呂と並ぶ。浴室入り口横には電気風呂。そして奥にはサウナと水風呂。この水風呂がなかなか圧巻で、広めの浴槽は壁に岩を配した岩風呂仕様。その岩の間から冷水が落下。しかも横側に小さな橋まで架かっているという凝った造り。 あちらこちらいろいろと工夫を凝らされている銭湯で、ほほぅと、目をひいたり感心したりするところがあれこれ。入浴客も多く、なかなか活気があった。表の電飾ロゴ、光っているところは見ていないが、これに呼び込まれるお客さんもいるのだろうな、と余計な感想。 |