【住所】 | 大阪府岸和田市紙屋町4−1 |
【営業時間】 | 15:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週金曜日 |
【入浴料】 | 大人¥370 中人¥130 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅、気泡風呂 |
【最寄り駅】 | 南海本線蛸地蔵駅から徒歩8分 |
南海の蛸地蔵駅から北へ、紙屋町のそこそこ広い通りから1本南側の細い通り。昔ながらの町並みの雰囲気のある通り、おおおっと、すごい外観の銭湯が!大きな木造建築の一戸建て、暖簾がかかっていなければ銭湯とはわからないような佇まい。あまりのインパクトに思わず絶句。いや、これは素晴らしい、これを見逃す手はないでしょう。 暖簾をくぐると下足場、天井の低いこじんまりとした空間。正面、番台の裏側には格子がある。 脱衣場、こちらもこじんまりと、昔ながらの雰囲気が充満。中央に置かれた木の机がいい味を出している。脱衣ロッカーの端のほうに、昔の名残りの木のロッカー。1〜8番まで大きな数字が書かれている。番台の対面には、木枠の中に招き猫。この招き猫、ちょっとやせ型のミニサイズ、見ていると妙に愛嬌を感じる。 浴室へ。湯煙立ち込めるその浴室、こちらは、きれいに改装されていて、古さは感じない。しかし浴槽配置はシンプルに、深、浅、気泡風呂が一直線に並ぶ。気泡風呂、超音波ジェット噴射のノズルが出ていたが、残念ながら噴射は無し。その奥の浴室正面壁には、風景画のモザイクタイル絵。 そして再び脱衣場へ。湯上り後のひと時、この空間にどっぷりと身を沈める。ああ、いったい僕はここで何してるんだろう、今は何時かな・・・とかいうようなことが、もうどうでもよくなるような、そういう時間の過ごし方。わざわざ岸和田まで来たかいがあったって言うもんです。個人的至福のひととき。 |