梅の湯
      
【住所】 東京都台東区蔵前4−9−2
【営業時間】 15:15〜24:00 
【定休日】 第2、4日曜日
【入浴料】 大人 ¥450  中人 ¥180  小人 ¥80   
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 都営浅草線浅草駅から徒歩2分   
    

 
 はるばる来たぜ東京へ、東京銭湯巡りの旅は続く。お次は都営浅草駅から徒歩数分の「梅の湯」。こちらも名著「銭湯遺産」掲載の銭湯遺産。何気ない普通の通りに尋常ではない外観で建っている。僕の前を歩いていた若い女性2人連れが、思わず立ち止まって写真を撮っていた。それほどインパクトのある外観。
 
 なんといっても千鳥破風2枚重ねの屋根に、赤く塗られた色が強烈。まるで中国の寺のよう。これは人目を引きますね。屋根の下には彫り物も飾られ、屋号が掛かる。

 暖簾をくぐり、こじんまりとした下足場から番台、脱衣所へと。番台の前に数段の階段が置かれていて、お店の人がそれを上がって番台へ座られた。脱衣所はこじんまりとした雰囲気で、水槽の中に金魚が泳いでいる。隅には、テーブルや長椅子、マッサージ機に身長計とアナログ体重計。男女間仕切壁が木の造りで、一面に1枚もの鏡というのもなかなか渋い。

 それと、壁には芸能人の写真やサイン色紙がいっぱい飾られている。どうやら、テレビや映画などの舞台として使われたりしているらしい。なかなか見ていて面白く、1枚1枚見ているだけで時間が過ぎる。

 さて浴室。間仕切壁側に浴槽が設置。深と浅の2層で、深はブクブク気泡湯付き、浅は超音波ジェットが2連付き。そしてその壁には岩が配されており、けっこうな迫力。その両横には、ミニの縦型タイル絵がそれぞれ。片方は帆掛け舟、片方は松の絵。
 
 そしてやはりなんと言っても正面壁一面に描かれた富士山のペンキ絵が圧巻。平成16年早川氏のサイン入り。いやぁいいですね、これを見上げて湯舟に浸かれる、東京銭湯の魅力ですね。憧れます。ついでながら、やはりお湯が熱い。これが私にはつらいところで。


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