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京王の京王線代田橋駅の南口駅を出て井の頭通りを南、通りは２００メートルほど先で東へ曲がっているが、そちらには行かずに直進、さらに２００メートルちょっと先の筋を西、５０メートルほど先を南へ入って少々。三角屋根に「ゆ」の暖簾、玄関口両側には塀、そこから樹木が顔を出す。短い暖簾、くぐると下足場、正面の傘立てにマジックで手書き、「カサ入れ」との文字。両側下足場。木の引き戸を開けて中へ。 番台、脱衣所という、昔ながらの銭湯、うれしいスタイル。天井は高く開放感。床は気持ちの良いフローリング。番台横手のガラス戸向こう側には内庭があり縁側、コイン洗濯機や丸テーブルとイスが置かれている。そのガラス戸の前面には、木のベンチとテーブル。脱衣ロッカーは外壁側に、脱衣所中央には島ロッカーが。間仕切り壁側には大きな鏡、その前面に冷蔵庫、喜べ缶ビールあるぞ。浴室入口前にはアナログ体重計。 そして浴室。天井は高く２段式、白色に塗られ、縁は水色。そして、でででででました、奥壁に大きな富士山のタイル絵、どどーん！っと。てっぺん赤富士、か。その麓の湖には手漕ぎボートでカップルが楽しそう。飛行機も飛んでいる。署名は「２０１５.６.８. ナカジマ マチダ。このコラボを見るのは現地店では２軒めだ。間仕切り壁には、花模様のタイル。 洗い場のカラン、間仕切り壁側５つ、外壁側８つ、間の島カラン１列両側２つづつというカラン数。間仕切り壁側の浴室入口横手には立ちシャワーが１つ。そして浴槽。奥壁中央から手前に張りだして前方が半円、それが浅。その張りだした半円部分に、ブクブクブクと気泡湯だ。その隣、壁側に超音波気泡風呂、座り風呂タイプとボディジェットタイプ、それぞれ１つづつ並んでいる。 全体的に昔ながらのレトロ銭湯、しかし浴室はきれいに整えられており、古さを感じることはない。脱衣所での、しっとりと落ち着いた雰囲気を味わい、浴室では快適な入浴を。こりゃいいですね、好きなタイプの銭湯の１つです。 |