鶴の湯
 
【住所】 東京都台東区浅草橋5−27−2
【営業時間】 15:30〜24:00 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深気泡風呂、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR総武線浅草橋駅から徒歩7分 
 


 JR総武線浅草駅の西口。その高架沿いの周辺に、あれこれ飲食系のお店がたくさん。平日の夜はサラリーマンでいっぱいだろうという界隈、こりゃいいな楽しいな。そんな素敵な浅草橋、西口を出て西側の左衛門橋通りを北へずんずん。500メートルほど行った通りを西へすぐ、おっとー!というような外観の銭湯登場。

 千鳥破風に唐破風の2段重ね。そして、千鳥破風屋根の下側には鶴だよ鶴。しかも屋号が書かれた紙を口でくわえながら飛んでいる。唐破風屋根の下の懸魚、これも鶴ですよ鶴。とにかく鶴、その名のとおり「鶴の湯」。やられっちまいましたよぉ、これだけですでに。暖簾をくぐり下足場、そして自動ドアを中へ入るとフロントとロビーだ。きれいなロビーにはソファが置かれ、湯上り後のくつろぎ空間だ。

 フロント横から脱衣所へ。ロビーで取られた分のスペース、ややこじんまり。しかし外観同様の昔ながらの雰囲気もあり、シンプルで気持ちのいい空間。天井を見上げると格天井、まずこれがいい。床はフローリングで、これまた気持ちいい。丸テーブルが2つ、椅子がいくつか。浴室入口前には大きめのアナログ体重計。脱衣所入口の壁には大きな鏡。そしてこれが見どころ、外側ガラス戸の向こう、大きな石灯籠が置かれている。小振りではあるが庭、これもまたいいもんあります。

 浴室へ。入口手前側に洗い場のカラン、奥に浴槽という典型的東京スタイル。手前側洗い場のカラン数、間仕切壁側に6つ、間の島カラン両側に4つづつ、外壁側には4つ。奥の壁側浴槽、これは2槽に分かれたワンユニット。深と浅。深はブクブクの気泡湯で、腰を掛けられる段が付いている。浅は横長、浴槽内には超音波気泡ジェットが2連だ。

 そして、びっくりしたなもう、の銭湯アート。海だろうロケーションにヤシの木、ヨット、そして虹かな?カラフルでポップなクラッシュチップなモザイクタイル絵だ。これが背後にどどーんと存在感。浴槽全体の雰囲気を盛り上げる。なんとも乙なもの、楽しい展開だ。これぞ下町銭湯の真骨頂だ。

 

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