鶴の湯
 
【住所】 東京都台東区浅草5−48−4
【営業時間】 14:00〜23:00 
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 シルク風呂、電気風呂、座ジェット、エステバス、薬風呂、水風呂、ラドン風呂、ラドンサウナ
【最寄り駅】 東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩約10分 
 


 東京屈指の観光名所、浅草寺。その浅草の交通の要所、浅草駅から馬道通りを北へ上がり、1キロほど行った先を西、1つ目通りを北へすぐ。おっと出ました、驚いた、感動しました、その佇まい。すごいでしょ、すごいじゃないですが、どどーんんと大きな立派な外観。2段構えの千鳥破風屋根、黄色く塗られた線がすごさを増幅させている。正面にかかる白色の気高きオリジナルの暖簾。その横手には「天然ミネラル温泉」の大きな看板。お風呂名がずらずら、いろいろと楽しめるようだ。

 暖簾をくぐると下足場、清潔感の漂う広めの空間。横側にラドン発生器がどーんと鎮座。外観の渋さとは裏腹に、扉は自動ドア、入るとフロントがあり、ロビーのある今風仕様。そしてフロント横から脱衣所へ。脱衣所へ入ると、またレトロ気分に引き戻される。天井は折上げの格天井、蛍光灯が2つぶら下がる。脱衣所中央には、ちょっと瓢箪に似た形のテーブルが置かれ、周りには丸椅子がいくつか。マッサージ機は新旧それぞれ1つづつ。間仕切り壁側には大きな鏡。隅にはデジタル体重計。

 さて浴室へと。東京銭湯黄金パターンの浴室手前に洗い場のカラン、奥壁側に一直線に浴槽が並ぶというスタイル、それにプラスαのレイアウト。天井は2段式、柱は水色に塗られており、他は白色。床も壁もきれいなタイルが貼られている。洗い場のカラン、片方壁側に8つと浴室中央の島カランに両側6つづつ。もう片壁側には洗い場は無し、立ちシャワーのブースが2つある。

 そして各種浴槽、これがあれこれ揃った充実仕様。まず奥の壁側、絹の湯としてシルク風呂。細かいミクロの泡により白いシルクのようなお湯にしているとのこと。その隣、あれこれイベント系が組み合わさった複合浅。電気風呂、ボタンを押しての超音波気泡座風呂1つ、そして同じくボタンを押して強力ジェットのエステバス。その横側、別室となった岩風呂風の漢方薬風呂。隣に水風呂。さらにその反対側、別室となったラドン風呂。そしてサウナ。ほんとにもう、あれやこれや盛り沢山の内容だ。

 この言葉を失うような渋い外観の銭湯にして、この設備の充実さ。これを評価しないでなんとしますか。いや、やられました私、すっかり気に入ってしまいました。大阪に帰るとき、持って帰りたいなと思いました。いっしょに新幹線乗りましょう、まじ乗りたい。

 

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