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西成区の東天下茶屋にある銭湯で、昔ながらの外観に、「鶴の湯」というポップなフォントが目に入る。 外観はこじんまりとしているが、脱衣所が以外と広い。トビタや新世界の名画座のポスターを眺めていると、聞こえてくるのは演歌の有線。場所柄、やたらはまります。やっぱり忘れちゃいけません。義理と人情、そして銭湯。 浴室の主浴槽、やたらと広い浅。何人か入っていても、あまり気にならない。そして深。その隣に３連の超音波気泡風呂。真ん中の下には蛍光灯がついている。さらに隣に電気風呂、しかも薬風呂。電気ダメ、でも薬風呂には入りたい、って人も御安心。やや横長の浴槽で、電気の部分は半分なので、そちらにはみでなければ大丈夫。逆に好みの部分だけ電気にあてるのも可能だな。足先、指先だけをぴりぴり、とか。楽しみは御自由に。 浴場全体は、いい感じで古さがあり、好きな人もいらっしゃるでしょうね。風情があります。そんな銭湯。 |