つるの湯
 
【住所】 福島県福島市北町4-18
【営業時間】 15:00〜23:00 
日曜日 10:00〜12:00 15:00〜23:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥400  中人¥150  小人¥90
【設備】 浅、気泡風呂、電気風呂
【最寄り駅】 JR東北線福島駅から徒歩約13分
 


 やってきましたよ、福島県は県庁所在地の福島市。飯坂温泉で一泊した翌日、帰路の乗換えJRの福島駅。なんと日曜日に朝風呂やっている銭湯があるというではあーりませんか。てなわけで、福島駅東口を出て駅前通りを東へ一直線にとっとことっとこ。1キロほど行った先の国道を越えたところ、ちょっと引っ込んだような形で、ありましたよ、日曜日朝風呂やってる銭湯が。それがつるの湯だ。

 前面駐車場、その奥に2階建て?かのカクカクっとした明るい外観の銭湯。柱がピンク色に塗られているのが特徴か。建物上に大きく屋号。正面玄関のガラス戸の隣は、飲食店だったかのような。中へ入ると下足場、下足箱に鍵は無い。そしてフロント、ロビーにはテーブルとイス。飲料類の冷蔵庫あり、飲み物いろいろ。その横側には、セルフらしいソフトクリーム。飲んではいないが、生ビールの張り紙もあり。

 正面突き当りに男女それぞれの暖簾があり、それぞれの脱衣所へ。ノブを回して入るドアというのが、ちょいと変わっている。こじんまりとした脱衣所。島カランが真ん中にどでーんと置かれている。間仕切り壁側には大きな鏡と洗面台。こりゃいいというのが、外壁側に設けられた木の腰掛け休憩スペース。壁には新聞の切り抜きや、なんとなんとな昭和30年代の福島市銭湯マップなどが貼られている。そしてさりげなく、ぶらさがり健康器。

 そして浴室へ。こじんまりとした浴室。洗い場のカラン、間仕切り壁側に3つ、外壁側4つ、間の島カラン両側に2つづつ。浴槽は奥壁側に真ん中を開けて両側に2つ。その真ん中には、釜場へ続くと思われるドアがある。その浴槽、間仕切り壁側に浅、壁にはミネラル湯浴泉のパネル。おっと、これ懐かしいな、大阪でよく見かけたもんですやんか。まさか東北地方で出会うとは。その浴槽内には、ミネラル鉱石の入っているらしき箱が沈められている。外壁側の浴槽、ブクブクの気泡湯、頭の位置には水枕、そして電気風呂。

 そして再び脱衣所へ。休憩スペースの張り紙を見ると、なんと対象3年3月開業で、平成24年の時点で100年とのこと。うわー、こりゃすごい。おまけに、福島市に残った最後の銭湯、この1軒のみと。これは是非ともがんばっていただいて、あと100年は営業を続けていただきたい。第三者が勝手なこと言いますが、ほんと末永く続いてくださいますようお願いします。 

 

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