鳥の湯
 
【住所】 東京都葛飾区小菅4−18−6
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週月、火曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、岩風呂
【最寄り駅】 東京メトロ千代田線綾瀬駅から徒歩約6分  
 


 東京メトロの代田線、綾瀬駅の西口を出て、やや広い通りを南へ。300メートルほど行った先の信号を東へ入り、一つ目通りを南へすぐのところ。民家の間に広めのスペース、その奥に正面玄関。白く光る屋号看板が目に入る。「鳥の湯」とは、ちょっと珍しい屋号か。きれいなガラス戸の玄関。「手動」と書かれているのが微笑ましい。中へ入ると下足場、そしてすぐにフロント。フロント横手の奥にロビー。けっこうなスペースに、テーブルとソファ、テレビに飲料類の冷蔵庫が置かれている。

 フロント横から脱衣所へ。レトロ感のある昔ながらの雰囲気漂う空間。特に整えられてはいないが、内庭があり、縁側があるのがいい感じ。脱衣所入口の壁反対側にスペースがあり、そちらに脱衣ロッカー。中央にはテーブルと木のベンチが両側に。丸椅子も2つ。マッサージ機や大きなアナログ体重計なども。間仕切り壁上には大きな丸時計。天井はゆるやかな屋根型で、少々変わったデザイン。

 それでは浴室へと向かう。おっと、これは珍しい、なんとガラス扉が観音開きだ。なかなかレアな逸品だ。広い浴室、手前側は洗い場のカラン、奥壁側には浴槽という東京スタイル。天井は2段式で、白く塗られている。壁タイルは白基調で、ところどころに花のイラスト付き。

 洗い場のカラン数、間仕切り壁側に8つ、外壁側に7つ、間の島カラン一列両側に6つづつ。変わっているのは、シャワーが並んだカランの交互、2つに1つの数で、間仕切壁側と外壁側は4つづつ、島カラン両側は3つづつという変則タイプ。これを見たのは、まったく初めてのパターンだ。

 奥の壁側に並んだ浴室。ちょっと曲線を帯びた形。深、超音波気泡ジェット2連の薬風呂、そして浅。この浅、横長の造りで、浴槽の端に大きな岩と溶岩が組まれている。そしてもう1つ、浴室入口入ってすぐのところ、別室になった岩風呂が。この岩風呂、少々白濁?しているかのような色あいで、壁の能書きを見ると「沼尻 中の沢温泉」との説明書きが。天然温泉?福島県の温泉か。なんだろ、お湯を運んでいるのか、浴剤を使っているのか・・・確認はしていません、ごめん。

 以上、あれやこれや変わった仕掛け多々、見どころ入りどころの多い銭湯。なかなか面白い。こういったところと出会えるから銭湯巡りはやめられない。まだまだ回るぞと、決意をあらたにしたという、そういう銭湯でした。
 

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