友の湯
 
【住所】 東京都江戸川区東小岩5−1−3
【営業時間】 14:00〜翌1:00
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅、超音波気泡風呂、エステバス、気泡風呂、打たせ湯、水風呂、スチームサウナ
【最寄り駅】 JR総武線小岩駅から徒歩約8分
 


 JR総武線小岩駅の南、昭和通り商店街という商店街を南下、その先の柴又街道との交差点東側。2階建て三角屋根の銭湯、その正面、カラフルな色彩のロゴにて宣伝文句があれやこれや。「たしかな手ごたえ こだわりの軟水」「8つのお風呂と軟水で温泉気分」「鉄道パノラマホール」・・・んんん、「鉄道パノラマホール」???軟水も温泉気分も理解できるが、鉄道パノラマホールとは、いったいなんぞや。よく見ると正面玄関の暖簾の上側、機関車が2台に煙が「銭」「湯」。ええい、なにはともあれ暖簾をくぐろう!

 下足場、そしてその横手には自動ドア。その自動ドアの手前に冷蔵庫があり、「瓶入りコーラあります」てな張り紙とともにコカコーラの瓶タイプ。これはこれでうれしいが、下足場に置いているのは何故?との疑問。それはともかく中へ。フロント式、そしてロビーのある今風仕様。そう、ロビーのある、ロビーのある、ロビーのある・・じぇじぇじぇじぇじぇ!それどころやありまえへんで。なんと大きな大きな鉄道ジオラマがあるではあーりませんか!「鉄道パノラマホール」とは、このことだったのだぁ!そう、この友の湯さん、鉄道マニアの間でも知られているという、鉄分100%の銭湯のようだ。残念ながら僕は門外漢だが、鉄ちゃん達にはたまらん情景なのだろう。いやはや、圧倒されます。

 さてさて、風呂入らんとあきません。まずは脱衣所へと。天井は高くフラット板張り、3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。床はきれいなフローリングだ。外壁側に脱衣ロッカー、間仕切り壁側に常連用ロッカー。大きな鏡や、木のベンチ、デジタル体重計。そしてここにも鉄分が少々、壁のあちらこちらに鉄道写真などが数々。残念ながら僕は門外漢だが(しつこいか)、鉄ちゃん達にはたまらんアイテムの数々なんでしょうね。こりゃ面白い。

 いやとにかく風呂入らなあきません。浴室へと入る。おおおっと、入ってすぐにびっくらこん。正面奥、「サーカスパレード」だったか、そういうタイトルが付けられた、ピエロや動物たちが楽しそうにパレード演奏している超メルヘンな壁絵だ。やはりここは鉄道でしょう、と思わんこともないのだが、んなことは問題ではない、この逸品で浴室の雰囲気は決定的に。明るく楽しい、娯楽系銭湯だ。

 浴室奥側に各種浴槽。外壁側から、超音波気泡風呂ジェット2連の寝風呂、頭の位置にはステンレスの水枕。そして横長の浅、「滝風呂」と名付けられて、壁上の給湯口からお湯がザーザーザー。その隣には電気風呂、さらに隣には将棋の駒型浴槽に気泡湯ブクブク、その壁側にボタンを押すと超音波強力ジェットのエステバスという2タイプ7組み合わせの浴槽。そして間仕切り壁側からちょっと間隔を開けて打たせ湯。東京銭湯で打たせ湯は珍しいか。そしてスチームサウナ。その反対側、浴室入口横手には水風呂も。

 カランは中央から入口側にかけてずらり、外壁側6つ、隣側島カラン片側6つと5つ、島からn2列目片側4つと2つ、間仕切り壁側に3つのカラン数。間仕切り壁側には立ちシャワーもあり。天井を見上げると、高く2段式、縁は水色で、その他は白色に塗られている。

 と、浴室は鉄分ゼロではあるが、それ以外は鉄味で覆われた鉄板の鉄鉄銭湯。実際、まあ凄いですから、好きな人はチェック必須やないですか。しかし東京の銭湯、ほんと色々なところがあるもんだ。この先も、どんなところに出くわすかわかりませんな。銭湯巡りの旅、まだまだ続く、というか続く以外にあるかいなというようなもんですか。お楽しみは、まだまだだっ!

 

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