富の湯
 
【住所】 東京都板橋区東新町1−13−13
【営業時間】 14:00〜23:30 
定休日】 6、16、26日
【入浴料】 大人¥450  中人¥150  小人¥60
【設備】 深薬湯、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 東武東上線上板橋駅から徒歩7分
 


 東武東上線の上板橋駅から南東。住宅地のうねうねっとした通りをうねうねっと進んでいき、川越街道に出る手前に銭湯発見。「富の湯」だ。四角パーツを組み合わせたような角々とした建物正面に、向かって左手にコインランドリー、右側に石塀。石塀からは木が出ている。正面上には縦看板。玄関横には自販機。短い暖簾をくぐって中へ。

 下足場へ入ると、「いらっしゃいませ」の自動音声。いきなり挨拶されてびっくりだ。正面には傘ロッカー、左右に下足箱。傘ロッカーの上には招きネコ。引き戸を開けると番台、そして脱衣所。天井は高く白色、床はフローリングで綺麗に磨かれている。間仕切壁には一枚ものの大きな鏡、鏡壁だ。間仕切壁奥上にはテレビ。反対壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。浴室前にはアナログ体重計と扇風機。番台横手にはテーブルと長椅子が置かれたくつろぎスペース。

 その、くつろぎスペースの後ろ側には内庭が。これがなかなか素晴らしい、植栽に灯篭、池、そして橋が組まれた本格派。池には鯉や大きな金魚が泳いでいる。東京で銭湯に入り、驚くことの1つがこの庭だ。いやはやなんとも素晴らしい。

 さて浴室へと入る。天井2段構造、白色に塗られ、縁は青い。浴室手前に洗い場、奥壁一直線に浴槽。洗い場、両壁側にカラン6つ。間の島カラン、両側カラン4つ、シャワーは無い。奥壁側の一直線浴槽、ほぼ正方形の深と横長の浅。深、これは薬風呂で、白濁した湯だ(この日だけ?)。横長の浅は超音波ジェット2連付き、そしてお湯がけっこう熱い。湯温計を見ると46℃、こりゃ熱いや。とりあえず薬湯で身体を慣らしてから入ることにした。

 そして見どころ、銭湯アート。出ましたこれが、男女にまたがる富士山のペンキ絵だ。ペンキ絵の間に蛍光灯が付いているのはご愛嬌。それともう1つ、間仕切壁には熱帯魚のモザイクタイル絵。壁一面横長タイプ、なかなかのインパクト。

 庭に池、富士山ペンキ絵、熱帯魚モザイクタイル絵。東京銭湯の醍醐味があれやこれやと揃っている。外観からはわからないが、中は昭和レトロな雰囲気ぷんぷん。好きな人はたまらんでしょう、という内容。もちろんMichikenも、です。大満足。

 

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