常盤湯
      
【住所】 東京都江東区常盤2−3−8
【営業時間】 15:30〜23:30 
【定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人 ¥450  中人 ¥180  小人 ¥80   
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂
【最寄り駅】 都営大江戸線清澄白河駅から徒歩3分   
    

 
 またしても東京。せっかくだから・・・と銭湯巡り。今回は名著「銭湯遺産」や東京系サイトを参考に、渋系銭湯を巡る。まずは江東区の常盤湯。都営大江戸線の清澄白河駅から小名木川の橋を渡って、西側住宅地に入ったところ。

 いや出ましたね、どどどどーんと貫禄の渋い外観。正面に木の扉、しかしこちらが入り口ではなくて、その横手に暖簾がかかっている。男女ともそちらから下足場へ。縦に収納する壁設置の傘縦が目に入る。そして男女湯の扉前に、縦5枚×横3枚の七福神宝船のミニタイル絵が。

 扉を開けて番台、そして脱衣所へと。番台前、間仕切り壁との間に木の扉。続く間仕切壁も木の質感が渋い。天井を見上げると、見事な格子状。脱衣ロッカーが縦に並び、昔の朝日新聞のホーロー看板が掛けられている。番台の向かい側には大きな柱時計、「常盤湯」の屋号入りの一品。

 浴室へ。浴室奥に浴槽が並ぶ。深と浅、深はややぬるめ、浅は高温湯とブクブク気泡湯の2つ構成。個人的には浅のお湯、とにかく熱い。東京銭湯伝統の熱湯だろうが、「それでも男ですか軟弱者!」とセイラさんに怒られてばかりの私めには、ちょっとつらい。

 そして見どころ、銭湯アート。これですよこれ、これが見たかった!の富士山ペンキ絵。浴室奥に雄大な眺め。これを背景に湯舟に浸かればまさに東京気分、熱いけど。それと間仕切壁にも銭湯アート、一面に川の風景をデザインしたタイル絵が。

 さらにもう1つ見どころ、脱衣所から浴室にかけて横手に広がる見事な内庭!本格的な和風の庭で、大きな岩が配され、灯篭なども置かれている。そして横長の広い池、大きな鯉が何匹も泳いでいるではありませんか。脱衣所側からこの内庭へ出られ、外で涼むこともできる。いやほんと、なんともまぁ素晴らしい。東京に来られてよかったですよ、癖になりそうです。


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