千代の湯
 
【住所】 東京都中野区中央3−16−12
【営業時間】 15:45〜24:00  第2、4日曜日 15:30〜24:00 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、赤外線室
【最寄り駅】 JR中央線中野駅から徒歩約12分
 


 JR中央線の中野駅の南口、駅前のロータリーを東へずんずん進み、突き当りの通りを南。大久保通りの紅葉山公園下の交差点を越えて100メートルほど先をの辻を東へ。通りに、どどーんとレトロ外観の銭湯が出現。装飾系は無い地味な造りではあるが、白壁から樹木が延びているのがいい感じ。オリジナルな、これもちょっと地味目な暖簾、くぐると下足場だ。

 引き戸を開けると、番台。座っている人の横顔の位置に板、目隠しになっている。脱衣所は、島ロッカーと腰掛台が2つ置かれており、面積よりもこじんまりとした感じ。外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー、その島ロッカーの左右にそれぞれ腰掛け台。脱衣ロッカーと腰掛け台の間が近く、座りながら脱衣に着衣。外壁側にはマッサージ機が2台、番台横手に長椅子。間仕切り壁には大きな鏡。その上、番台対面には柱時計。浴室入口前にはアナログ体重計。天井はフラットで、床はフローリングだ。

 それでは浴室へ。おっ、風呂桶は木製だ。天井は2段式、水色に塗られた東京銭湯的スタイル。奥壁側に浴槽が一直線。深と浅、シンプルに2槽。横長の浅内には、深の隣寄りに超音波ジェットが2連、外壁寄りにブクブクの気泡湯。浴室入口すぐ、間仕切り壁側に組み立てられた個室スペースがあり、赤外線室だとのこと。サウナ?と思ったが、そうじゃないようだ。これはオリジナル、今まで見たことのないような設備。

 そして奥の壁一面に銭湯アート。なんつっても、富士山だ!西伊豆から望む景色らしく、まだ新しいよう。この背景画をバックにお湯に浸かる。気持ち良さ、数倍増。これぞ東京銭湯の醍醐味か。そして洗い場のカラン、中央から手前にかけてずらり。外壁側に4つ、島カラン1列目両側と2列目片側それぞれ5つ、2列目もう片側は2つというカラン数だ。

 賑やかな通りから、ちょっと辻を入った下町の住宅地。その界隈で、昔ながらの佇まいを維持している銭湯。銭湯のある風景、というのはたまらんいいもんがあります。このままいつまでも営業を続けられるよう、近隣の方々、入りに行きましょう。

 

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