【住所】 | 東京都大田区仲六郷3−23−6 |
【営業時間】 | 15:00〜23:00 土曜、日曜、祝日 10:00〜2:30 |
【定休日】 | 毎週木曜日 |
【入浴料】 | 大人¥460 中人¥180 小人¥80 |
【設備】 | 薬風呂、浅、電気風呂、超音波気泡風呂、古代檜風呂、露天風呂、水風呂、サウナ |
【最寄り駅】 | 京急京急線雑色駅から徒歩約6分 |
京急線の雑色駅から商店街のアーケードを西、アーケードを抜けた通りを南へずんずん。商店街の終わりの先に銭湯が登場。「照の湯」。石を散りばめた造りの正面、板張りに大きく白い立体屋号。そして何より目をひくのが、建物横手にニョキッと延びた煙突。なんじゃこりゃ、の気球に乗ったメルヘンイラスト。ほほー、これはインパクトあるな。 暖簾をくぐると、下足場。ここでびっくり驚いた。正面から右側壁にかけて一面に、これまた小人やなんやらが描かれた、ディズニーの世界のようなメルヘンな絵!いやこれお見事。どこだっけ、ここ銭湯?あっけにとられて、どこに来たのか一瞬わからなくなるような。あかんあかん、気を取り直して自動ドアから中へ。フロント式でロビーのある今風仕様。フロントの奥のロビーには、テーブルにイス、そしてテレビ。マンガ本もあれこれと。そして大きな花の絵が迫力もん。 フロント横から脱衣所へ。天井は、ジグザグでジャバラのような変わった形。床はフローリング。脱衣所入口横手と外壁側に脱衣ロッカー。中央には低いテーブルとイス。間仕切り壁側、アナログ体重計、身長計、飲料類の自販機。自販機には缶ビールもあり、ラッキー。浴室入口前横には、「座るだけ骨盤ダイエット」と書かれたマッサージ機と、足元には足ツボマッサージ機。その横壁には花のイラストタイル。なんだかんだ、賑やかな脱衣所だ。 それでは浴室へと入る。おお、これはこれはこれは。なかなか複雑な形のレイアウトの造り。いわゆる東京銭湯のスタイルではなく、関西銭湯に近いかも。浴槽は中央にどーん、その周囲の壁側に洗い場のカランがずらりという構成。しかし奥壁には富士山のペンキ絵がどーんとあり、ここが東京だということを思い知る。そのペンキ絵、よく見ると波のところには魚のミニフィギュア、山間の道路のところにはミニカーが張り付けられているではないか。なんとも遊び心、気づいたとき、思わずうれしくなった。 洗い場のカランは壁4面に、入口横1つ、間仕切り壁側6つ、奥壁側7つ、外壁側4つというカラン数。そしてそれぞれ石の固定イスが付いている、というのも珍しいか。 各種浴槽、中央のワンユニット。まず手前から薬風呂。その奥に浅だがかなりの浅で、小石が散りばめられ、傾斜のついた寝風呂のような仕様。そしてウナギの寝床のような超音波気泡ジェット1つと、反対側に電気風呂。そしてウリモノの1つ、古代檜風呂。さらに露天風呂があり、ドアの向こうに岩風呂仕様。プラ竹で組まれた屋根と壁、外気が入って気持ちいい。岩風呂の造りもなかなか良く、なんとも風情が感じられる空間だ。 この露天岩風呂のお湯、なんと天然温泉の黒湯だ。しかもかなり濃い、視界度10センチほど。とろーりとろとろ、まったりとした浴感。そして水風呂、こちらも黒湯(水)。同じく、視界度悪しの良好な泉質。まったくもって素晴らしい。 以上、あれこれ特記事項が多く、書くのがたいへんな照の湯さんだ。まさに個性派銭湯。他にもなんかあったような気がするが、あかん、覚えきれません。ということで、これまでで。後はみなさんが行ってみてくださいな。 |