天徳泉
 
【住所】 東京都杉並区阿佐谷北2−22−1
【営業時間】 16:00〜翌2:00
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 浅気泡風呂、超音波気泡風呂、超音波寝風呂、薬風呂、水風呂
【最寄り駅】 JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩約6分
 


 JR中央線の阿佐ヶ谷駅の北口を出て中杉通りを北、150メートルほど先の世尊院前交差点から辻を西へ。さらに400メートルほど進んだ通りの北側。駅前の賑やかな通りをずんずん行ったのだが、なんかいいですねえ、この辺りの雰囲気。飲み屋もいっぱいあるし。焼鳥屋やもつ焼屋の誘惑がそこかしこに。あかんあかん、お風呂入らなくちゃ。辿り着いたるは「天徳泉」、なんかいい感じのビル型銭湯。

 こじんまりとした玄関口の上、「サウナ・天徳泉・ゆ」とオレンジのテントに。自動ドアのガラス戸にも「サウナ」「ゆ」の文字。貼り紙で一部隠れているのはご愛嬌。入るとすぐ目の前にフロント。下足場と一体型で、まずは靴を脱いで向かって右側の下足箱へ、そして正面のフロントへ。向かって左側には木のベンチ、ヤクルトやジョアの入った小さな冷蔵ショーケースが置かれている。

 フロント横から脱衣所へ。いや、なんか斬新な脱衣所だ。入口と並行して、横長の島ロッカーが中央にでーん。その島ロッカーの上に両側に向いて、これまた横長の鏡がでーんと、島ロッカーの端から端まで。これは珍しいでしょう、これが全体の雰囲気をレアなものにしている。入口横手にも脱衣ロッカーと長イス、木のベンチ、テーブル。間仕切り壁側には大きな鏡、その上側には丸太。その前面に木のベンチ。外壁側には木枠のガラス戸、その向こう側はトイレと、今は物置となっている内庭。浴室入口前にはアナログ体重計とマッサージ機。天井は高めで白色。

 それでは浴室へと。湯煙り立ち込める空間。天井はよく見ると、浅めではあるが2段式か。色はナチュラル。奥壁にどーんと桜の木のタイル絵。変わっているのはその下側、手前の浴槽と同じ長さ分だけ、横長の鏡が。浴槽の上にあるだけに、見事に曇って何も映っていないのだが。間仕切り壁側には、山々と湖と洋館と風車のモザイクタイル絵。洗い場のカランは、間仕切り壁側に7つ、島カラン1列目片側のみ5つ、22列目両側6つ、外壁側4つというカラン数。

 奥壁側に浴槽が一直線。深の薬風呂で浴槽内に段付き、その隣に浅でブクブク気泡湯付き、そして超音波気泡風呂ジェット2連の寝風呂、という構成。その3つの浴槽の端から端へと、ステンレスの水枕が一直線に頭の位置。これだけ長い水枕を見たのは初めてだ。自己体験で新記録。さらに外壁側に水風呂。これがなんと檜風呂。少し高い位置になっており、うなぎの寝床みたい。そして別料金のサウナもある。

 とにかく初体験ものがあれこれ、これより先にも出会うとこがあるのかないのか。事件ですか、事故ですか、これは事件です、というような。いやはや、まだまだ未知の銭湯があるもんですね、ますます銭湯巡りを止めることはできそうにありません。
 

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