天然温泉 益の湯
 
【住所】 東京都大田区南久が原2−1−23
【営業時間】 16:00〜23:00
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 浅、深超音波気泡風呂、黒湯ぬる湯気泡風呂、黒湯熱湯
【最寄り駅】 東急池上線久が原駅から徒歩約1分
 


 東急池上線の久が原駅から西側。駅を出てすぐ、駅前のビルが並ぶその1つに、「天然温泉」の看板が架かる。「天然温泉益の湯」。看板前に階段、横手にスローブ、上がると屋号の下に丸時計、その下にオリジナルの暖簾が架かる。マンション1階に位置するビル型銭湯だ。

 暖簾をくぐると下足場。そして左手の自動ドアから中へと入る。フロント式、ロビーのある今風仕様。奥側にソファの置かれたくつろぎスペース。その壁には、サイン色紙や写真があれこれ。その写真をよーく見ると、そこにはビートたけしや渡辺徹や細川たかしなどなどが。ありゃま、みなさんお入りなんですか。そしてサイン色紙には、若貴兄弟などなどなど。

 脱衣所はゆったりとした空間で、柱が2つ、斜めになっており緑色に塗られている。天井は中位、フラット。床には木目調の樹脂カーペット。中央にはテーブルを挟んで籐の椅子が片側3つづつ並べられている。これ、かなりナイスだ。脱衣ロッカーは、脱衣所入口側と外壁に。間仕切り壁側、下側に常連ロッカー、上側に鏡。他には、コイン洗濯機、木のベンチ、アナログ体重計、そして間仕切り壁上に神棚。神棚、大阪銭湯では定番のようによく見かけたが、東京銭湯ではちょっと珍しいかも。

 それでは浴室へと入る。天井は低め、ビル型銭湯の宿命。ゆるやなかV字型の逆屋根タイプ。壁には、小さなカラフルミニミニタイルが一直線で何本か。ちょいとしたアクセント。そして奥壁にどどーんと富士山、モザイクタイル絵。ペンキ絵と違って、モザイクタイルならではの繊細さを見せる。

 洗い場のカラン、間仕切り壁側と島カラン1列両側それぞれ8つづつ、外壁側6つというカラン数。浴槽は奥壁側に一直線に配置。手すりで区切られた深と浅の広めの浴槽、深内には超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂。その隣、天然温泉黒湯の浴槽が2つ並ぶ。熱湯とぬる湯、ぬる湯にはブクブクの気泡付き。とろーりとした浴感の黒湯、透明度は30センチほどか。無味無臭、湯上り後は肌つるつる。さすが天然温泉の威力。

 しかし大田区の銭湯、黒湯がほんと多いですね。銭湯料金で天然温泉、東京都内でこれ、というのがまじ素晴らしい。永住するなら大田区かな、と思うような。しかもこの益の湯さん、駅前すぐというのが、これまたなんとも素晴らしい。
 

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