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生野区は田島、小さな商店などが並ぶ通りに、そのままずばり「田島新温泉」。ちょうど信号のある交差点沿いに建っていて、横にやや長く、なんとはなく入り口の高さが低いような外観。しかし暖簾をくぐると天井も高く、脱衣所、浴室ともに、たいへん広々とした銭湯だ。 浴室へ足を入れると、その奥行きの広さにびっくり。奥に向かって各種浴槽設備が設置されており、なんともまぁ賑やかなこと。特に奥側の高いところの壁はガラス窓になっていて、とても明るい（ただし昼間）。露天風呂というわけではないが、それに近いような感じを受けるような。 浴槽構成は、手前から深、浅、電気風呂。浅内には、端っこにわずかにブクブク気泡。その奥側には赤外線寝風呂＋気泡風呂が３連。さらに奥の壁側には、サウナ、スチームサウナがあり、その両者に挟まれるように、水風呂と、超音波気泡風呂ジェット３連が設置されている。 その水風呂、壁側に上から滝のごとくゴゴゴーと水が流れ落ちている。そのなんとも豪快かつ心地の良い音が、耳に響いて気持ちいい。他に、深や浅の給湯音や、超音波気泡のジェット音などが相まって、静かな浴室に湯音が響き渡っている。これまた、なかなか心落ち着くＢＧＭ。どこか渓流の側にでもいるような錯覚を起こしそうな。ちょっと大袈裟かもしれませんけど。 |