辰巳湯
 
【住所】 東京都江戸川区平井1−14−1
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 深、浅超音波気泡風呂、気泡風呂
【最寄り駅】 JR総武線小岩駅から徒歩約9分
 


 JR総武線の平井駅の南側、賑やかな平井駅前通りをずずずんと南下。しかしいつ通っても活気のある通り。その商店街のはずれ、広めの道と交差、ここをさらに越えて2つ目筋(たぶん)を東へちょっと行ったところ。実は全然気づかずに通り過ぎ、あれれと思ってはたと足を止めた。マンション1階のビル型銭湯、看板も無ければ暖簾も無い。コインランドリーと浴場組合の幟「行こう湯こう銭湯へ」が目に入り、もしや銭湯?と。よく見ると、ガラス戸の向こう側、下足箱が並んでいるではないか。あーよかった、ここだここ、ようやく一風呂浴びれますわ。

 下足場から中へ入ると、向かって右手にフロントがあり、前面から奥にロビー。このロビーがゆったりとした広めのスペースで、思わずほほーっと感心。奥にテレビを囲むようにテーブルとイス。ありゃなんでしょう、オリエンタルムード満点の大きな壺のようなオブジェ。そして壁にはSLとかジグゾーパズルがいくつか。飲料類は、フロント上にミニ冷蔵庫、種類は多くない。

 フロント横手から脱衣所へ。これまたなんというか、独特な雰囲気の脱衣所。どこか地方の公共浴場のような雰囲気。ビル型銭湯ではあるが、天井は高め。床はフローリングだ。広めのスペース、中央の空間がガラーンとしている。脱衣所入口側と両壁側にずらりと脱衣ロッカー。中央に木のベンチが2つ。浴室入口前にはアナログ体重計。

 そして浴室へ。こちらも独特な雰囲気で、やはり地方の公共浴場を思い出すような。天井は高くフラット、経年劣化。間仕切り壁が高く、女湯の奥壁はまったく見えない。洗い場のカラン、間仕切り壁側7つ、島カラン2列両側それぞれ5つづつ、外壁側2つのカラン数。シャワーはいくつかはずされている。浴槽は奥壁側から手前にかけて。まずは、なみなみとお湯が注がれている深、その隣に浅、超音波気泡風呂ジェット3連付き。その浅の手前側にブクブクの気泡湯。

 いやなんというんでしょう、ほんと独特な雰囲気を感じられる銭湯。大袈裟に言うと、東京銭湯の秘湯とでもいうような。いったい自分はどこにいるんだろう、と地理的感覚が完全麻痺するような。雰囲気にどっぷり浸かってしまうと、もうここから逃れられないような。面白い、これだから銭湯巡りはやめられない。まだまだ行きます、思いも新たに。

 

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