玉菊湯
 
【住所】 東京都港区白金3−2−3
【営業時間】 15:30〜22:00 
定休日】 毎週木、土、日曜日、祝日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅超音波気泡風呂、黒湯
【最寄り駅】 都営三田線白金高輪駅から徒歩約7分
 


 東京は港区の銭湯巡り、さてさてどうするか・・・と、浴場組合のHPとにらめっこ。その中で、はて、これはいったいどうしたことか、という銭湯が1軒。それが白金3丁目の「玉菊湯」。というのは、休みが木曜日、土曜日、日曜日、祝日!という、動きやすいときはみな休み、というハードルの高さ。なかなか平日は動けないし。ああどうしよう、と悩んでいたそんなある日、たまたま平日に休暇をとるタイミングがあり。今日しかないやん!と、そそくさと向かう。

 都営三田線、もしくは東京メトロ東西線の白金高輪駅から西の通り、250メートルほど先の通りを北へと入る。そのまま直進、突き当りの川の手前の通りを西へすぐのところ。これはわからんぞ、ビルとビルの間の奥のマンションの1階に、ぽつんと入口。暖簾はかかっておらず、屋号の看板が見えにくい。これはわからんぞ、銭湯とは・・・という、見つけることも難易度高し。まるで都会の中の秘湯のようだ。

 そのマンション1階の入口を入ると下足場があり、正面にフロント、その横手にロビー。きれいに整えられた今風仕様だ。脱衣所は、こじんまりと横長。ビル型銭湯ということがあり、天井は低め。床はフローリングだ。左右壁側に、脱衣ロッカー、片側は縦型のロッカーだ。脱衣所中央には腰掛台がどーんと。浴室入口前にはアナログ体重計。シンプルかつこちらも整えられた脱衣所だ。

 さて浴室へと。こちらもこじんまりとした空間に、ところ狭しと洗い場のカランと浴槽。洗い場のカラン、浴室入口手前側に4つ、間仕切り壁側5つ、奥壁側に3つ、浴槽と接するところに3つというカラン数、四角く囲んでいるような造り。そして浴槽は2つ。それぞれ広めの浴槽で、奥側には浅、その浅内には超音波気泡ジェットが1つ、太いジェットを噴出している。そしてもう1つの浴槽、これが天然温泉の黒湯だ。コーヒー色した真っ黒な黒湯。透明度は10センチないくらい。少々、ぬるっとした浴感で、肌がすべすべに。なかなか濃い〜黒湯だ。

 いやはや、いきなり黒湯とは恐れいった。この都会の中の秘湯銭湯、ますます価値があがります。黒湯にゆっくりじっくり浸かっていると、ここがどこだかわからなくなってきます。これぞ銭湯効果、いいもんです。

 

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