武の湯
 
【住所】 東京都台東区浅草5−72−2
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 浅、超音波気泡風呂、薬風呂、水風呂、サウナ 
【最寄り駅】 東武伊勢崎線浅草駅から徒歩約12分 
 


 東京きっての観光地、浅草界隈の銭湯。浅草寺から北側800メートルほどの距離か。場所の説明がしづらいのだが(僕が田舎者だから)、東武伊勢崎線、その南側のJRや東京目メトロ、それぞれの駅から土手通り(でいいのか?)を北へずんずん、途中かくっと道なりに左、200メートルほど行ったところ南へ入った住宅地の中。

 その外観に、おおーっと思わず声が。通りに面してどどーんと大きな建物、青瓦の「千鳥破風屋根、懸魚もしっかりという、これぞ東京銭湯だ!てな外観。中央に入口、短い暖簾が架かる。この暖簾、よく見ると「火の用心」と書いている消防署仕様。そういえば、台東区内での銭湯では、他でもいくつか見かけたことがある暖簾だ。何はともあれ、火事防止の啓蒙活動にはいい暖簾。

 その暖簾の向こう側、こじんまりとした下足場。向かって右手に自動ドア、中へ入ると左手にフロント、その奥側にロビー。ソファにテレビ、飲料類の冷蔵庫。レトロ外観とフロント・ロビー今風仕様というのは、それもまた東京銭湯の1つの形。

 脱衣所へ。こちらは一転、レトロ基調な昔ながら雰囲気が感じられる。天井は格天井、そこから3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。床は気持ちのいいフローリング。ささやかながら内庭があり、樹木が茂る。外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。内庭前には、木のベンチが置かれ、マッサージ機も。間仕切り壁側には洗面台があるが、洗面台の木台が間仕切り壁いっぱい手前まで延びている。

 それでは浴室に入りましょうか。おっと、こちらはこれまた、広い広い空間が広がる、シンプルかつあっさりとしたレイアウト。なんというかガラーンとしているというような。横長に広いスペース、奥の壁側にL字型に浴槽、その手前側から洗い場のカラン。天井は高く2段式。奥の壁一面には、竹林の写真壁紙が一面に。そして間仕切り壁側には、山川洋館ヨットが浮かぶモザイクタイル絵。

 奥の壁側L字型の浴槽、横長のスペースだけあり、こちらも横に長い。まず薬風呂、隣に超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂、そして横長に長〜い浅。この浅、外壁側に、なぜかジェットが1つ、そしてぶくっぷくっと気泡がちょろとろと3箇所ほど出ている。そこから外壁側に水風呂、そしてサウナだ。

 レトロ外観の銭湯に、改装されたフロントロビー、そしてレトロ感を残す脱衣所と浴室という、どっちも感じられますよ的なハイブリッド銭湯。なによりも、浴室が広くてゆったりとしていることは良いことだ。そりゃマイナスイオンの充満具合も多いであろう。てなことを考えながら、ゆったりとリラックス。至福の時間。

 

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