竹の湯
 
【住所】 東京都新宿区改代町2
【営業時間】 15:00〜23:30 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  サウナ¥450 
【設備】 深気泡風呂、浅超音波気泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 東京メトロ東西線神楽坂駅から徒歩約7分
 


 東京メトロの神楽坂駅から北へ少し行くと、神楽坂の賑やかな商店街。かつて花街だったというこの界隈、メイン通りと交差する辻が坂になっているところが多く、それぞれ名前が付いていたりする。その1つ、赤木坂を下って行き、少し広めの通りに出たらそこを西へ。その通り、マンション1階の水色テントが竹の湯だ。両脇がコインランドリー、そして真ん前が小さな祠の稲荷神社。水色テントには屋号とともに温泉マーク、暖簾のかかる玄関両横は自販機がどーんどーん。

 下足場は広め、きれいな板の間、中への入口との段差を解消するようになだらかに盛り上げられている。扉は自動ドア。入るとすぐ正面にフロント、その全面はロビーになっており、壁沿ってソファが置かれ、奥にはテレビ。明るく、ゆったりとしている。

 脱衣所へ。落ち着いて、そこはかとなくレトロ感の漂う空間。天井、青色の四角枠がいくつか並ぶ不思議な色あい。その枠内に蛍光灯。床はきれいなフローリング。脱衣ロッカーが壁2面、冷蔵庫、長椅子、マッサージ機、コイン洗濯機、アナログ体重計。浴室入口横手、ちょうど壁を挟んでフロントというところに、森林浴発生器。浴室内にスチームサウナがあり、それ用の機材なのだろう。そしてサウナ、これが脱衣所側から入るようになっており、その入口のところに長椅子、サウナ入口前には雑誌類が置かれており、サウナのお客さん用だということだ。

 浴室へと。天井は低めでフラット。間仕切り壁等、白タイルに花模様イラスト付き。中央から手前にかけて洗い場のカラン。間仕切り壁側3つ、外壁側6つ、間の島カラン一列両側5つづつというカラン数。浴槽は、奥壁に各種浴槽、ずらり。曲線を帯びた浴槽の形、面白い。電気風呂にぶくぶくの深、浅は超音波気泡ジェット2連の座り風呂。しかもこれが全部薬湯というのが素晴らしい。そして水風呂。ざざざざざーっと、管から冷水が豪快に注がれる。浴室入口横手には、さらにスチームサウナ。これが先に記した森林浴で、入口横手に但し書きがあり。

 そして銭湯アート、ありました。モザイクタイル絵、雪山アルプスの絵柄。どこなのか具体的な場所はわからないが、とにかくアルプスにしておきましょう。それをバックに、前の浴槽の壁側にはそれぞれ岩が配されており、ちょっとした(壁側のみの)岩風呂仕様。これはなかなか、けっこうなインパクトあります。

 などなど、なんかいろいろと変わったところもあったりする、記憶に残る系銭湯。改装されているところと昔ながらのところが微妙に混在しているところも特徴か。じっくり入浴を楽しんだあとは、また神楽坂へ戻ってあれこれあれこれ。ちょっとしたアクセント。

 

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