竹の湯
 
【住所】 東京都足立区関原1−9−13
【営業時間】 15:00〜23:30  
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 深、超音波気泡風呂、浅気泡風呂、超音波気泡薬風呂、薬電気風呂、水風呂、露天風呂、サウナ
【最寄り駅】 東武伊勢崎線梅島駅から徒歩約20分
 


 東武伊勢崎線の梅島駅から南西。と一言で片づけるのは簡単なのだが、こりゃ説明できませんわ、というような下町界隈。とにかくこのあたり、民家の間をぬうように小さい商店街が縦横にあり、その中の1つである関原商店街を南下する途中にちょいと東の筋へ。大きな明るい外観の今風銭湯、正面には丈の長めの暖簾がかかる。向かって右側には窓ガラスに「露天風呂」の文字。ああこりゃ気分盛り上がりますわ。

 暖簾をくぐると下足場、そして正面にフロントが。いらっしゃいませ、との女将さんの元気な挨拶が印象的。その横手奥にロビーが広がっており、これがけっこう広いスペースでゆったり感が高い。長いすにテレビ、マッサージ機。飲料類の冷蔵庫あり、缶ビールも各種というのがうれしいな。BGMに昭和の歌謡曲、それも古いのから中くらいのまで(80年代を古いというか?というのは私世代)バラエティ。

 脱衣所、これが横長で広々とした空間、思わず「おおっ」と言いそうになった。天井は低めだが、そこから天井型扇風機がグワングワンと回っている。涼しい〜。床はフローリングで、これまた足元が気持ちい。脱衣所入口横手に脱衣ロッカー。脱衣用には丸籠も用意されている。中央にはテーブルと長イス、1人用イスがいくつか。外壁側の洗面台の上に大きな鏡。浴室入口前にはアナログ体重計。

 そして浴室へと入る。おおおおお、おおおおお、こちらも思わず声を出しそうに。広くてきれいで、あれこれ浴槽がてんこ盛り。こちらもやはり天井は低め、しかし間仕切り壁上は大きな湯気抜き、これ関西銭湯っぽい。洗い場のカランは外壁側と島カラン2列両側のそれぞれ5つづつというカラン数。外壁側の入口横手には立シャワーが1つあり。

 各種浴槽、まずは奥壁側。深、浴槽の底からボコッと大きめの気泡。その隣の超音波気泡風呂ジェット2連の寝風呂、左右それぞれジェットに違いあり。その隣には浅、ブクブクの気泡湯付き。その浴槽群と反対壁側に、超音波気泡風呂ジェット2連の寝風呂仕様の薬風呂。1粒で2度美味しい系浴槽だ。その隣には小さな浅。なんでしょ、この浴槽、ちょっと入るのがためらわれるよう。そして間仕切り壁側に、薬風呂兼電気風呂、その隣に水風呂。浴室入口横から脱衣所側にかけて別料金のサウナ。

 そしてトピック、露天風呂だ。この露天のスペース、これまた広い。浴室と同じ横サイズで、そこは庭園風に整えられている。中には池があり、入るのは禁止の立札付き。浴槽は、カラフル岩タイルと岩風呂仕様。さらに板張りの休憩スペースがあり、イスが置かれているというくつろぎ空間。これはいいですね、ちょいと湯冷ましに最高。

 と、とにかくすべてが破格の浴場設備。広くてきれいで整えられていて楽しめる娯楽系銭湯。そして湯上り後はゆったりロビーで缶ビール。もう言うことなど何もありません。地元にあれば最高の一軒。間違いない、本当に気に入りました。

 

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