【住所】 | 兵庫県高砂市高砂町船頭町1301−1 |
【営業時間】 | 16:00〜21:00 |
【定休日】 | 4、9のつく日 |
【入浴料】 | 大人¥350 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深 |
【最寄り駅】 | 山陽本線高砂駅から徒歩12分 |
山陽電車の高砂駅から南。のんびりとした駅前から南へ少し行くと、ショッピングモールなどちょっと賑やかな一角。そこから続く商店街のアーケード(こちらはやはり寂しい)と平行して2本東側の通りを南へ。通りの東側に、コンクリの少々無骨な外観で、どーんと佇む銭湯。玄関上に垂直に屋号の看板。この看板と暖簾が掛かっていなければ、銭湯とはわかりづらいよう。暖簾をくぐり引き戸を開けると横長の下足場。スノコが敷かれ、木の下足箱が並ぶ。中へ入る引き戸には、ガラスに赤字で男女の文字。 中へ入ると、番台、そして脱衣所。けっこう高さのある番台だ。脱衣所は、時間の流れが確実に静止した懐古系空間。板張りの床、天井には羽根が外されて封印された天井型扇風機。木製の大きな脱衣ロッカー、大きなアラビア数字の番号が書かれている。その横手には大きなアナログ体重計。そして骨董品級のマッサージ器(けっこう渋い)。もう何がなんやら今がいつやらわからなくなるアイテムがあれこれ目に入る。 そして浴室へと。これがまたシンプル・イズ・ベスト、何がなんやら今がいつやらわからなくなるような空間。浴室中央に深。浴槽はシンプルにこれのみだ。浴槽内には腰掛け用の段差があり。浴底からポコッポコッと気泡。洗い場のカランは、浴室入口すぐのところ、左右壁側にそれぞれ、間仕切壁側に2つ、反対壁側に3つ。間仕切壁側にはシャワー無し。鏡は高い位置にあり、立たないと見ることができない。床にはミニタイルばびっしり。天井は黄緑色に塗られ、湯気抜きが。 かくも時間静止系のシンプル銭湯、何がなんやら今がいつやらわからなくなってどうしたらいいのやら。表に出ると、これもまたのんびりとローカルな通りで、なかなか時間が戻らず。。先のショッピングモールが現れて、ようやく平成の世に引き戻された。 |