大正湯
 
【住所】 東京都大田区東蒲田1−21−6
【営業時間】 16:00〜24:00
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 気泡風呂、ボディジェット、ショルダージェット、スチームサウナ
【最寄り駅】 京浜急行京急線京急蒲田駅から徒歩約6分
 


 京急の京急蒲田駅の東口を出て第一京浜こと国道15号線を渡って通りを北へ、400メートルほど行った先を東へ入って50メートルほど通りの北側。まずは建物の横っ腹がどどーんと目に入った。三角屋根に正面改装で四角い形、後ろ側には天に向かってそびえたつ煙突。横から見ないと、この銭湯の形がよくわからないであろう。正面に立つとビル型銭湯だと思ってしまう。アーチ状の正面玄関、青色アーチで屋号の「大正湯」。横手には自動販売機。

 暖簾は架かっておらず、入ると下足場だ。その手前上に縦型傘立てというのがちょっと変わっているか。そこから自動ドアで中へ。すぐ正面にフロント。その横手前面、ちょっと引っ込んだようなスペースにロビー。スペース的にはささやかだが、ゆったりとした椅子、テーブルとテレビ、缶ビールや発泡酒もOKの飲料類の冷蔵庫。テレビとの距離が少々近いというのも個性的。そしてその床、硝子の部分があって、そこにはなんと鯉が泳いでいる!外の池と繋がっているのだろう、こらほんまにおどろきましたわん。

 脱衣所に入って納得。外側にささやかながら庭に溶岩の積まれた池、そこにはゆうゆうと泳ぐ鯉たち。そこからロビーへと繋がっているようだ。天晴れ、だ。その脱衣所、天井は中位の高さ、X型に大きな蛍光灯、その間に4枚羽根の天井型扇風機。床はきれいなフローリング、たいそう気持ちいい。外壁側に脱衣ロッカー、中央には島ロッカー。島ロッカー上には鉢植えの観葉植物。ぶら下がり健康器、マッサージ機、アナログ体重計、丸椅子がいくつか。先ほどの池の前のガラス戸前には、長椅子とテーブルが置かれている。浴室入口前には水槽、こちらには小さい魚がゆうゆうゆう。

 そして浴室へと。こちらは天井が高く、2段式で水色に塗られた東京銭湯スタイルだ。奥壁には、たぶん写真?と思われる山中の渓流。壁紙?かな、よくわからん。女湯側にも同じようなものが見える。間仕切り壁には花イラスト模様のタイル。洗い場のカラン、間仕切り壁側6つ、外壁側3つ、間の島カラン1列目両側5つづつ、2列目両側4つづつ、というカラン数だ。浴槽は奥壁側に。ちょっと斜めに張りだした、ほんの少し変則的な形。深に気泡ボコッボコッ、その横にボディジェット。隣は浅、肩たたきのショルダーバス、ペタンと座り込むタイプだがボディジェットがもう1つ。その隣はスチームサウナ、そのボックス壁は花柄模様だ。

 ちょこっと、いろいろ特徴ありますという、なにげに愉快な銭湯だ。それにしても、池の鯉には驚いた、まさかロビーの下まで繋がっているなんて。なかなか粋な趣向だ。ビバ、大正湯。楽しいな。
 

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