大勝湯
 
【住所】 東京都荒川区南千住1−19−4
【営業時間】 10:30〜23:30 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 円形気泡風呂、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、超音波薬風呂、気泡薬風呂
【最寄り駅】 都電荒川線三ノ輪橋駅から徒歩約2分
 


 都電荒川線の三ノ輪駅から北へすぐ、ジョイフル三の輪商店街。この荒川駅のローカルさ具合もそうとういいが、この商店街もそうとういい。小さな商店があれこれ、けっこう活気がある。これが東京の下町か、昭和の息吹が濃厚。そういう中に銭湯が1軒。まず、商店街へ入る入口手前のところから、建物横側が目に入った。高い建物に四角い煙突、煙がもくもく。その壁には「男女サウナ・温水プール」等の文字。黄色と青色のラインもカラフル。くぅ〜、これまたたまらん感じじゃないですか。

 さてその商店街の通り、「健晃ビル」という名称の1階部分に銭湯。大勝湯1F。その横手にスイミングクラブの文字が反転して書かれている。今はもうない?様子。中へ入ると広い下足場、そして自動ドア、フロントがあり、ささやかながらロビーがある。フロントで下足箱の鍵を渡し、脱衣ロッカーの鍵を受け取る。防犯対策なのだろう、この近辺ではよくあるシステムか。

 その鍵を持って脱衣所へ。広い、広いなぁ、脱衣所。ゆったりとしたスペースだ。天井は高めで広さの演出を助けている。床はフローリング。脱衣所中央には木のベンチやイスが複数置かれており、広い分だけお客さんもたくさん座れるようになっている。隅にはテレビ。脱衣ロッカーは間仕切壁と外の両側に。先ほどもらった鍵の番号を使用する。

 さて浴室へ。この浴室もまた広い。広いうえに造りもなかなか凝っている。浴室手前に洗い場のカラン、間仕切壁側と奥壁側、さらにその奥に各種浴槽。奥壁側浴槽の上には岩が組まれていて、そのさらに上側には大きなモザイクタイル絵。これがなんでしょう、砂漠のラクダ、天空の天馬、海底模様、月まで出ている、不思議な絵柄。しかしなんともまあ、壮観だ。

 各種浴槽、てんこ盛り。まず間仕切壁側に円形の浴槽。ブクブク気泡湯だ。奥の浴槽は、浅、超音波気泡座り風呂ジェット2連、電気風呂。そしてそのさらに奥、別フロアのようになったところ、なんと草津温泉と和倉温泉が。それぞれ似たように再現したお湯とのこと。草津温泉は乳白色の寝風呂及び座り風呂の超音波ジェット付き。和倉温泉は、透明のブクブク気泡風呂。それぞれ壁のパネルに解説付きだ。

 いやあ、それにしても、この激昭和な商店街の中の激昭和銭湯で、草津と和倉に行けるとは思いもしませんでした。おまけに砂漠と天空と海底を同時に行き来できる銭湯アート、ユニークかつ不思議な気分が味わえる。なんだかんだと、見どころ入りどころ多数、お腹いっぱい、満腹感。面白い時間を過ごさせていただきました。

 

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