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旭区は千林界隈を中心に、縦横に伸びている商店街。国道などで寸断されながら、住宅地の中に続いている。この商店街巡りをするのもなかなか楽しいもの。 その中で、旭区中宮の旭通り商店街の通りには、「大正湯」という屋号の銭湯が。四つ角に面して建っていて、一見こじんまりとしているように見えるが、これがなかなかの存在感で、ふらふらっと吸いつけられるように暖簾をくぐる。 その浴室内は、あれやこれやの定番モノ浴槽がずらりと並ぶ。主浴槽の深、ジャグジー風ぶくぶく気泡湯、ジェットが３連の超音波気泡風呂、電気風呂、バスクリンの薬風呂。サウナもあり、こちらはなんと料金無料。ただしバスタオルは必ず着用、貸しバスタオルは５０円と、これまたなんとも安価。 そして浴室の奥の壁には、アルプスの大きなタイル絵。そして湯船の中に、水瓶をかついだ裸女のオブジェ。さりげなくアート志向、なかなか小技も効いているようで。 |