秀月湯
 
【住所】 東京都足立区足立1-37-18
【営業時間】 15:30〜24:00  
定休日】 毎週月、火曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 超音波気泡風呂、浅、打たせ湯、電気風呂、ラドン風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 東武伊勢崎線五反野駅から徒歩約6分
 


 東武伊勢線の五反野駅。そこから南へこじんまりとした商店街の通りを600メートルほど、途中信号1つ越えて。東の辻へ少し入ってすぐのところ。辻へ入っても、なかなかわからないですよ〜というロケーション。とにかく正面に回って、よーく見てみないと、銭湯とはわかりませんよ、まず。レンガ風の壁のビル型銭湯、正面に掲げられた屋号とお風呂名が書かれた看板は控えめ。横手にはコインランドリー、なんとかこれで銭湯があるんじゃないかとわかるかも。しつこいけど、意外と難易度高いですよ、銭湯と気づくのが。

 こじんまりとした正面入り口。入ると下足場、そこから自動ドアで中へ。ビル型銭湯ということもあり、低い天井のロビー、そしてフロント。こじんまりとまとまった空間だ。向かって左側にフロント、反対側にロビー。スペース的は広くはにないが、どっしりとしたテーブルと長イスがゆったり感がある。飲料類の冷蔵庫あり、缶ビールもありますよ。湯上り後、飲まずにおられますかいな、今日も気温は35度強。

 フロント横手から脱衣所へ。あれまー、こりゃびっくり!本当にびっくり!いやいやびっくり!というびっくり三連チャンな造り。なんと脱衣所は2つに分けられていて、片側には健康器具があれこれ置かれたジム空間!事務じゃないよ、ジムですよ。その名称とかよくわからんので述べませんが、今まで見た中で最大のジム仕様。そしてそこからもう半分はふつうの脱衣所、こちらの方が狭い。向かい合うよに脱衣ロッカー、片側の上には脱衣籠が並ぶ。長椅子と丸椅子、ミニなアナログ体重計。シンプルで最低限なあれこれ。

 そして浴室へ。あれれ、こじんまーりと思っていたこの銭湯、浴室は奥に向かって広いじゃないですか、しかもちょっと変わった仕様。外壁側は洗い場のカラン、間仕切り壁側は各種浴槽という真っ直ぐ分断2層タイプ。天井は低め、傾斜のついた半ドーム状。左右の壁には、ミニな花イラストのタイル。そして奥壁側に銭湯アート、海に波に岩という豪快なモザイクタイル絵。この図柄、見たのは初めて。豪快かつ雄大、素晴らしい。そして洗い場のカラン。外壁側に7つと間を空けて4つ、島カラン1列、間を空けて両側4つづつと3つづつのカラン数だ。

 その反対側、各種浴槽。壁側にずらりと一直線。まずは超音波気泡風呂ジェット2連の寝風呂、頭の位置にはステンレスの水枕。その隣、柱を挟んで浅、その後ろ壁側にはブクブクの気泡湯。そして今は使われていないが、立派な打たせ湯の設備が。その隣、電気風呂。さらに隣、ペタンと座り込むタイプのジェット1つ。その奥に、サウナと水風呂あっちと、示すパネル。ちょいと階段を上がったその先には、水風呂と別料金のサウナ。そこに至るまでの壁のタイルには、クラッシクカーと西洋婦人のイラスト。さらに浴室入口側には、ラドン風呂として、別室仕様のラドン風呂。けっこう本格的な岩風呂仕様で、壁は竹が組まれている。浴槽内はかすかにお湯がぶくぶく。なんかすごく落ち着いた良い空間。

 建物外観と入ってすぐのことろから、こじんまりとしたビル型銭湯を想像したが、なんのなんの、各種浴槽あれこれ揃った、楽しくてしかたのないような娯楽系銭湯。とにかくそのギャップの大きさが楽しいわ。人は見た目ではわかりません、そして銭湯もですよ、と。百聞は一見にしかず。
 

 

  銭湯TOP       東京都足立区























inserted by FC2 system