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南海の忠岡駅を下車、東側の駅前通りを南東へ進む。途中右折をし府営住宅が立ち並ぶ一画の手前に、銭湯を発見。ペンシル型の煙突がそびえ立つ。正面に出っ張りがあり、その奥に暖簾がかかる。屋根があるので、雨の日など自転車を止めるのに良い。そして入り口横には松の木が頭を出している。 暖簾をくぐると、奥へちょっと長めの下足場。中へ入る扉には、男女の標識が無かったが、扉にそれぞれ青と赤のラインが入っていたので、たぶんこちらだろうと青のラインの扉を開ける。良かった良かった、当たりです。右側男湯、左側女湯だった。 番台を通り、脱衣所へ。すっきりとした雰囲気で整えられている。中央には丸テーブルと長イスが２つ。隅にはアナログ体重計やマッサージ機。天井を見上げると、２枚羽根の天井型扇風機。間仕切壁上にも同様に２枚羽根。同時に回ると、かなりの威力だろうと思う。 浴室へ。こちらはもすっきりとした雰囲気でシンプルに。中央に深と浅の主浴槽。奥にぶくぶくの気泡湯が１つ。気泡湯はぬるめの湯で、ぶくぶくさ加減がほど良くて、つい長湯気味に。入るとなかなか出られません。そしてその背後の壁に、大きな裸婦のモザイクタイル絵。明るいお色気？が微笑ましい。 全体的にシンプルで、すっきりとこざっぱりとした印象。気持ちよく入れます。 |