隅田湯
 
【住所】 東京都墨田区墨田3−23−16
【営業時間】 15:30〜22:30 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅薬風呂、超音波気泡薬風呂、電気薬風呂
【最寄り駅】 東武伊勢崎線鐘ケ淵駅から徒歩約4分
 


 墨田区墨田の隅田湯。墨田湯ではなく、隅田湯。墨田湯は本所吾妻橋のところにある。てなことはどうでもいいか、とにかく隅田湯を目指しましょう。東武伊勢崎線の鐘ヶ淵駅から南側、駅前から続く西町買物通りを南へずんずんと。300メートルほど行った先の通りを東へ少し入ったところだ。

 おお、なんでしょう、この外観は。ウェーブがかった、うねる前面、まるで眉毛のように青瓦がこちらもウェーブ。その下側には左右に男女それぞれの入口、その間にはコカコーラの自販機。左右それぞれに短い暖簾がかかり、くぐると下足場、そして引き戸を開けて中へ。

 中へ入ると、背の高い番台、そして脱衣所だ。レトーロトロトロ、雰囲気満点の脱衣所。天井は格天井、蛍光灯がぶら下がる。先を布で包まれたぶら下がり物があるが、羽根をはずされた天井型扇風機なのだろう。外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカーが2つ。間仕切り壁上は木の枠だ。番台横手壁側には、ぷよぷよのゲーム機。しかも現役だから恐れ入る。そしてベンチがその後ろ側と浴室入口前と。浴室入口前には、アナログ体重計も。

 浴室へと。天井は2段式、水色に塗られた東京スタイル。そして奥壁には、千切りモザイクのタイル絵。なんだか山裾のようやなぁと思っていたら、女湯側にかすかに見えるのが富士山ではないか(他は見えないので念のため)。ふむふむ、モザイクタイルの富士山画だ。それと間仕切り壁、こちらは一面に日本のふるさとらしいタイル絵。湖畔か川辺に山々と民家、という構図。

 洗い場のカランは、間仕切り壁側7つ、外壁側と間の島カラン1列目両側と2列目片側にそれぞれ5つづつのカラン数。2列目カランのもう片側には何もない。そして奥壁側に浴槽が一直線に配置。浅、超音波気泡風呂ジェット2連、電気風呂、その横手には壁側に細いスペース、という構成だが、この横長の浴槽がすべて薬風呂だというのがなんとも。サービス満点、太っ腹だ。

 墨田区墨田の隅田湯、入り組んだ昔ながらの住宅地の中の昔ながらの銭湯。いい感じです。

 

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