末吉温泉

【住所】 大阪府泉北郡忠岡町南3−7−15
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥380  中人¥130  小人¥60
【設備】 深、超音波気泡風呂、薬風呂、スチームサウナ
【最寄り駅】 南海本線忠岡駅から徒歩10分



 南海本線の忠岡駅から西側。こちらには大阪府浴場組合の銭湯マップを見ると、3軒の銭湯が掲載。しかし、そのうち2軒はすでに廃業しているようで、1軒は店先に廃業の張り紙が、もう1軒は跡形もなく建売住宅に変わっていた。そういう環境の中で、まだまだ健在だったのが、この「末吉温泉」。

 とは言っても、駅からは1km弱のけっこうな距離を歩く。忠岡の古い町並みを抜け、海側へと向かう通りに、さりげなく佇んでいる。ペンシル型の煙突がそびえ、建物横からは釜が見える。暖簾をくぐると、けっこう広めの下足場。その向かって右側の横手に、男女それぞれの入り口がある。

 中へ入ると、番台があり脱衣所。番台の頭上、吊り下げられた電球が、どことはなくいい感じ。天井には3枚羽根の天井型扇風機。天井の模様は、ダイス風互い違いのデザインで、あまり見かけないタイプ。脱衣所中央にはテーブルと、休憩用の長椅子。隅にはアナログ体重計、そして泉州限定の冊子や地元イベントのポスターなどが目に入る。

 さて浴室へと。こちらはシンプル、そしてコンパクトにまとめられている。浴槽構成は、主浴槽の深、その奥に超音波気泡風呂ジェットが2連。その隣に薬風呂。反対側にスチームサウナ。深と超音波気泡風呂の間には円形の給湯口が設置されており、しばらくするとお湯がざざーとあふれ出す。

 実はこれにて、大阪府浴場組合加盟の大阪府南部方面、すべて完湯。まだ最南端の公共浴場が残っているのだが、とりあえずこれはこれで個人的思い出の残る1湯となりました。大阪銭湯巡り、いよいよ佳境です!

 

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