【住所】 | 京都府京都市左京区北白川上別当町6 |
【営業時間】 | 17:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週土曜日 |
【入浴料】 | 大人¥410 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅×2 |
【最寄り駅】 | JR山駅から徒歩5分 |
白川通の東側を、白川通今出川交差点から北へぶらぶら、信号を2つほど越したところに、「白川温泉→」の看板が見える。矢印の示す辻を入ると坂道になっていて、その上に「本日あります」の掛札。なんともいい感じのロケーション、その坂を上にあがると、その奥にどどーんと出ました、洋風モダンな外観の銭湯。 近くにある京大の建物か?と思わすごとき外観の造りと大きさ。前面が狭く、全体を写真に写せないのが残念。暖簾は男女それぞれ掛けられており、くぐるとすぐに番台、下足場、脱衣所というスタイル。当然ながら、靴を脱ぐ前に番台に料金を払う。木の脱衣ロッカーに積まれた籐籠。天井は格子と縦格子が混ざる。大きなアナログ体重計と身長計が仲良く並んで整列。隅には、ひっそりとゲーム機なども。とにかく、時間がぐるぐる逆回転していくような感覚になる昔日の空間。 浴室前に風呂桶が置かれており、1つお借りして浴室へ。あっさりとシンプルな造りで、深と浅の主浴槽、奥に浅浴槽がもう1つ。深のお湯はやや熱い。奥の浅はぬるめのお湯で、備長炭の袋入り。上に子供が乗っかった鯉の口からお湯が出ている。洗い場のカランの位置が低めで、常連の方々は、椅子を利用せずにぺたんと床に座り込んで体を洗っておられた。 さて湯上り後、脱衣所にて、再度この空間にどっぷりと身を沈める。時間が遡ったままで、今がいつやらとっくの昔に忘れてしまった。外へ出た後も、もう1度建物を眺めなおす。路地奥のこの存在感に圧倒。坂を下りると、白川通の賑やかな通り、現実に引き戻されました。 |