新地湯

【住所】 兵庫県三田市三田町1−5
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥380  中人¥130  小人¥60
【設備】 深、浅
【最寄り駅】 JR三田駅から徒歩8分



 JR三田駅の南口、正面のキッピーモールというショッピング・センターの東側筋を南へ。ローカルな商店街の先、武庫川にかかる相生橋を渡って1つ目の筋を西へすぐ。そのいい感じの通りに、いい感じの銭湯。

 こじんまりとした昔ながら銭湯の外観に、手書きの「しんち温泉マーク」と書かれたものが竹のクリップ?に挟まれて暖簾横に。暖簾をくぐると正面に渓流と滝の6枚×5枚のタイル絵。そして引き戸を開けると、土間があり右手に下足箱、左手に番台。

 しかしその番台に人がいない。しばらく待っていたが、なかなか誰も来ない。おまけに男湯には他のお客さんもいない。仕方ないので女湯側から出てきたおばあちゃんに聞いてみると、向い側の電器店の経営らしく、そちらに行けばと。言われたとおり前の電器店に行き、そちらで入浴料を払う。いやはや、こんな体験は初めてだ。

 さてその脱衣所。人のいない番台の上の見ると、立派な神棚。提灯が飾れている。中央にはどっしりとした木のベンチのテーブル、そしてゆったりとした籐の椅子が2つ。マッサージ機が2つ。ぶら下り健康器があり、その間にアナログの大きな体重計が置かれている。天井には、3枚羽根の天井型扇風機が当然のようにぶらさがっている。

 それでは浴室へ。浴室中央に、浴槽が1つ。瓢箪というか達磨というか、その中間のような形の浴槽。大小円形が連なった浴槽、大きい方が深、小さい方が浅。間は手摺りで分離されている。浴室手前には、桶や椅子が置かれた台。奥には洗い場、カランは4つ。洗い場鏡は無く、横の壁に付けられている。またシャワーも無い。

 そして浴室奥の壁上、幾何学的な生物のような、なんとなく海がモチーフのような(個人的感想)オブジェがあれこれ貼りつけられている。なんだろう?不思議なデザイン。まるでエヴァンゲリオンに出てくる使徒のような感じ。

 さて、上がってみると、番台には女将さんがいらっしゃった。とりあえず、前の電器屋さんで料金を払ったと伝える。とりあえず、この体験は初めてで、ちょっとうれしい。兵庫県山間の町、三田市唯一の銭湯、そして古い町並みの古い銭湯での、ちょっとした一時。やめられませんな、銭湯巡りは。

 

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