新地湯

【住所】 京都府京都市伏見区南新地4−31
【営業時間】 16:00〜24:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、水風呂、スチームサウナ
【最寄り駅】 京阪本線中書島駅から徒歩1分



 京阪中書島駅の北口から、商店街の通りを少し歩くと、右手に銭湯の暖簾を発見。こじんまりとした雰囲気が好みのタイプ・・・と思いながら暖簾の上の見上げると、なんと立派な洋風造りの建物ではないですか。正面に立ってあらためて眺めると、そのアーチ状のデザインに見入ってしまった。右から書かれた「温泉」の2文字もなんとも言えないいい感じ。
 
 男女それぞれ掛けられた2枚の暖簾の片方をくぐると、下足場もそれぞれ区切られていた。すぐに入り口があり、番台を通り脱衣所へと入る。こじんまりとコンパクトな脱衣所で、天井を見ると先ほど感心した外観のとおり、白い洋風のデザインが施されている。

 番台の対面、間仕切壁の上には白い招き猫が鎮座。その招き猫の前にお供えのように湯呑みが置かれているのがユニーク。その奥側、スチームサウナのボックスの上にはラジオが置かれていて、場内にラジオ放送。間仕切壁前には長椅子、番台横手のスペースにはマッサージ機、脱衣ロッカー横には大きなアナログ体重計。籐籠と黄色のプラカゴがそれぞれ積まれている。

 浴室は、シンプルに間仕切壁側に各種浴槽が一直線に配置、反対側が洗い場となっている。まず浅と深の主浴槽、超音波気泡風呂ジェット2連とブクブクの気泡湯。この浅と深、どちらもお湯の温度が熱い。時間的なタイミングがあったのかも知れないが、東京銭湯のようなやや根性のいる熱さ。その分、超音波気泡のほうは適温。そして手前に水風呂があり、小さな扉のスチームサウナがある。

 そしてワンポイント、奥の壁に銭湯アート。縦13枚×横23枚の大きなタイル絵。砂浜に打ち寄せる波、そして岬の灯台。海岸系旅情派デザイン。ぼーっと眺めながらお湯に浸かると、気分は日本海(かどうかは不明)。

 さて中書島というと、伏見の酒蔵や長建寺など周辺の見どころもあれこれ。歴史好きのMichikenには、やはり坂本竜馬ゆかりの「寺田屋」でしょうか。実は一度焼失して、再建されていた・・・という報道がありましたな、最近。商店街通りには「りょう馬」などという名前の飲み屋もあったりする。散策するにも楽しいところです。 

 

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