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南港通と内環状線が交差する流町の交差点から、内環を北へ３００ｍほど行ったところを東へ。住宅地の中、うろちょろとしていると、目の前に「新美濃温泉」。何はともあれ、中へ、中へ。 有線で演歌の流れる脱衣場、気分は歌謡劇場ながら、ぐるりと周りを見渡すと、アナログ体重計に身長計、ゲーム機が２機。天井へ目をやると、豪華な照明、プロペラにランプのついた洒落たやや小さめの巨大扇風機。男女間仕切り壁の上には、黒色と金色の２つの招き猫。 浴室へ入ると、すぐに目が行くのが正面奥の、男女にまたがる巨大ちぎりタイル絵。大阪城？かどうかは不明だが、立派な天守閣の城郭デザイン。その迫力に圧倒される。 浴室中央から奥にかけて、深、浅、浅内に超音波気泡風呂ジェットが２連、その隣に電気風呂。さらに奥に、サウナ、水風呂。入り口すぐのところには、クリニックバスとして、気泡湯寝風呂タイプが２連。しかも薬風呂という健康仕様。 湯船に浸かりながら、ゆったり見上げる天守閣。バーチャルではあるけれど、気分は御殿様。はー、よいよい、と鼻歌のひとつでも。感激です。 |