新町温泉
      
【住所】 和歌山県和歌山市加太1070−31
【営業時間】 15:30〜21:30  
【定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥400
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、気泡風呂
【最寄り駅】 南海加太線加太駅から徒歩約3分
    

 
 電車でやってきましたよ、和歌山市の加太。釣り好きなこの私、加太というと、波止に船にボートにと、よく訪れた港町。しっかし基本的には釣りの時は車、電車で来たのは初めてだ。お目当ては、なんと髪の毛が延びる人形が祭られているという淡島温泉、そして唯一の公衆浴場、新町温泉。

 人形供養の神社で有名な淡島温泉、ちょっとビビりながら参拝したのだが、なんのなんの、参拝客も多く、多数の人形もなんだかご愛嬌。あんまり怖くはありませんでした。で、新町温泉。南海電車の加太駅を出て海方面に向かってすぐ、のーんびりとした通りから、ちょっと引っ込んだところに大きく建物横側に屋号、そして煙突が見える。正面玄関は、入った細い路地に面しており、入口を覆うように「ゆ」の暖簾。くぐると、こじんまりとした下足場、木の下足箱がいい感じ。

 引き戸を開けて中へ。番台があり、脱衣所という、在りし日の銭湯風景。地方銭湯に来ましたなぁ、というちょっとした旅情風味。天井は低めだ。間仕切り壁側に貼られた加太駅の時刻表が助かるなぁ。その間仕切り壁側には、下側には脱衣ロッカー、上側には大きな鏡。外壁側にも脱衣ロッカー。脱衣所真ん中には、小さめのテーブル、それを挟んでイス、ベンチが置かれている。番台横手には、飲料類の冷蔵庫、マッサージ機。浴室入口前には、アナログ体重計。

 それでは浴室へ。こちらは、それほどレトロという雰囲気では無い。天井を見上げると、中央に湯気抜きのあるスタイル。洗い場のカランは両壁側にずらりと。その中央に深と浅の2つの浴槽が背中合わせに。その真ん中には、高い位置から浅に向かってお湯がザーザーザー。奥の壁側、両壁側にそれぞれ浴槽が1つづつ。間仕切り壁側にはブクブクの気泡風呂。外壁側には、超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂。シンプルながらも、定番浴槽一通り。

 今までけっこう加太は釣りで来ているが、立ち寄る機会がなく未湯のまま。釣りは朝早く、帰るのも早いもので。ようやく今回、晴れて入湯。しかし加太というと、釣りと海水浴と思い込んでいたが、ここ最近は友が島の観光とか、付近の町歩きとか、一般の方々もうろうろされており、ちょっと目からウロコ状態。かくいう僕も、今日は町歩き。いや楽しかったです。帰る前には新町温泉、決まりですね。
 
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