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阪急の三国駅東側を北、三国橋を渡り、神崎川北側の住宅地の中。民家が延々と並ぶ下町の細い路地、何気なく佇む銭湯。こじんまりとした、昔ながらの外観。しかし、正面横手の壁に、サウナや水風呂などの浴槽アイテムいろいろ書かれた楽しそうなパネルが目を引く。 暖簾をくぐり下足場、そして番台から脱衣所へと。木造りがところどころに見受けられる造り。間仕切壁の上には、鯉の模様が模られている。番台横が引っ込んだようになっていて、そちらにマッサージ機が新旧２つ。なんと、古いほうは無料でどうぞ、という太っ腹。そして脱衣ロッカー横には、アナログ体重計と身長計が並び、入浴前のチェックを呼びかけている。 その浴室。少々熱めの深、深より熱くない浅、浅内に超音波気泡風呂の寝風呂タイプがジェット２連、そして電気風呂。 四季風呂と名付けられた入浴剤の入った風呂に、サウナ、水風呂もある。サウナは１００円だが、バスタオル持参なら５０円だとのこと。 お湯はミネラル湯。普通の湯より保温効果があり、身体にはよいそう。それと四季風呂、水風呂にそれぞれ備長炭の入った袋が。他の項でも書いたが、僕の家でも一時、備長炭を浴槽に入れていたことがある。備長炭が水道水に含まれる塩素を中和するということで、肌には非常に良いらしい。皮膚の過敏症やアレルギーなんかに良いということ。ちょっとしたこういう工夫がうれしい。 というように、あれこれ工夫が施されたナイスな銭湯。共感すること多し。お得感いっぱい。 |